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サブカルチャー 2022.12.23(金)

M-1グランプリ:ロマン優光連載228

 

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第228回 M-1グランプリ

「M-1グランプリについて書いてください」というメールが編集氏から届いた。苦悶の表情を自分が浮かべているのがわかる。毎年それは無理だって言ってるよね! 絶対、うかつなことを書いて俺が燃えるといいなと思ってる!

 えー、あくまで記名で仕事をしているプロの書き手が原稿として書くことに関することなんですが、 M-1をテーマに批評的に語って価値のある原稿を書くのって凄く大変だと思うんですよ。あれって、楽しいお祭りであると同時に、テレビだったり、お笑い界の流れだったり、出場者それぞれの軌跡だったり、色んな文脈が絡まっているものじゃないですか。テレビが大好きで真剣に見続けてきた人がテレビ番組として語ったり、お笑いが大好きで何年も現在のシーンを追っかけてきた人がその視点から語ったりするような感じでないと、ようするに好きなお笑いに対して色んなものを費やして独自の文脈を見いだした人以外が語っても、表層は取り繕えても、ちゃんとしたものにはならないと思うんです。 

 年末の風物詩的にM-1を家族と家で見ながら好き嫌い程度の感想を言っているレベルの自分のような人間が手をつけていいような気が全くしません。

 それなりのことは何となく言えると思うんですよ。ウエストランドに対して、ビートたけし→太田光の系譜(なんなら、その系譜に立川談志も含めることで、志らくの審査についても)で語るとか、共感性の笑いで悪口というより「あるある」ネタに近いのではないかとか、自分世代にとっては伝統的で保守的な笑いであるとか、表層的なことをつまんできて何か言えなくはないんですよ。

 でも、こういうのって誰もが言えることを言ってるだけで、そこに確固たる自分自身の軸がないと、何も言ってないのと同じ気がします。自分の軸がそこにあれば、他人と被ろうが、平凡だろうが堂々と言えるんですが、それがないとなんとも。まあ、誰もが何だかんだ語れるというか、語ったような気になれるような「わかりやすさ」が今のウエストランドにあるということです。ただ、それは「わかった気にしてもらっている」だけでしかないんでしょうけど。

 率直に感想を述べるという方法もあります。「自分のセンスが悪いと思われたらどうしよう」みたいなことを気にせずに、堂々と感想を書くということです。そういうのに目配せしながらの感想は面白くないですから。まちがっていようがどうだろうが、その人らしさが出てればいいんです。あとは被弾を怖れない勇気があれば。しかし、そういうのは書き手自体にキャラクターとしての人気がある人、文章内でポップなキャラクターが作れているような人でないと成立しないんすよ、「この人の感想だったら読みたい」みたいなものがないと。しかし私みたいに、書いている内容によってのみ、その時々のニーズがあったりなかったりするだけで、書き手自体には誰も興味ないようなタイプがやっても成立するわけがない。あと、実際に自分の感想は「面白かったです」レベルでほんとにどうでもいい感じですから、ほんとにいらないと思います。 

 自分なりにお笑いやテレビが好きだった時代もあるけれども、現状のシーンに全くついていけてない、把握もできてない状態で何か言ってもというのもあります。表現・芸能について「批評」的に語る時には、実際に言及するかどうかは別にして、それ自体だけでなく最低限のシーン全体に関する把握は必要だと思っていて。そうでないと、それが特別なものなのか、普遍的な傾向なのか、どのような立ち位置にあるのかといったことがわからず、過剰に評価しすぎたり、実像を捉え損ねたりしがちですから。

各々のグッとくるポイント

 対象が演者や作品の場合、対象に対する何らかの執着を帯びた本来の意味での批評性のある文章が面白いと思っていて、そういうものって雄弁に語りたがる人よりも、黙しがちな人から出てくることが多いんですよね。タイタンライブから始まって、しだいに地下芸人現場に通うようになっていったハードなオタクをやってる知人がいるんですが、この数年のウエストランドをずっと見てきた人でもあり、今回の優勝に関しても何か思うところがあるはずなんですよね。しかし、未だにM-1に関してSNS上で何の発言もしていない。お祭りに参加するプロの精度の高い文章よりも、そういう人の祭りから離れた個人的な言葉の方が気になるんです。

 あと、M-1に関する言説の中で聞くのが好きなのが、大会自体に関する話というより、周辺で起こった 

○山田邦子が第一回大会出場を辞退したThe Wの第5代王者であるオダウエダの植田が「【カベポスター】M-1決勝を控えた旦那へ妻からのメッセージ【浜田愛】」を配信。

ダイヤモンドの漫才にバカウケしていた笑い飯哲夫のバカウケの理由が「(野澤の叫びかたが)三島由紀夫やん!」だった。

ナイツの 『ザ・ラジオショー』にゲスト出演した志らく。立川ボーイズがどんなことをやっていたか問われ、神田伯山からの酷評を紹介。その後 『お笑いゴールドラッシュ』年間グランドチャンピオン大会で浅草キッドをおさえて優勝した話をする。

 といった些事について聞くことなんですよね。M-1を巡って色んな人が色んな関わり方・反応をして、どうでもいいけど何かグッとくる些細な出来事が起こり、独自のこだわりでそれを拾っていく人がいる。そういう話を人から聞いたり、それにまつわるどうでもいい見解を話しあったりするのが楽しかったりするわけです。こういうのはマスで取り上げられがちな主流の大きな物語とは関係なく存在しているものなんですが、結果的にそういうものが大量に産み出されていくのもM-1の凄さなのかもしれません。

(隔週金曜連載)

【画像】「M-1グランプリ2022」決勝進出記者会見/11月30日/東京・NEW PIER HALL

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【ロマン優光:プロフィール】
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