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サブカルチャー 2022.12.09(金)

ひろゆきの児童書:ロマン優光連載227

 

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第227回 ひろゆきの児童書

えっ!小学館から、ひろゆきが児童書をだすの!?」と驚いた人も多いかと思います。西村博之氏が子供向けの本を出版。しかも炎上ビジネスをやりそうなタイプの出版社でもなく、良質な児童向け書籍の出版で知られる小学館からとは。
「子どもたちが、物事をちゃんと勉強したりせずに、屁理屈と論点ずらしとあげあし取りで相手を黙らして勝った気になることを推奨しているような内容だったらどうしよう」と心配している人もいるでしょうが、自分は内容自体はわりと無難な感じにまとまっているのではないかと思っています。社内で監修も入るだろうし。しかし、西村氏の児童書を出版することの一番の問題は内容自体がどうこうというところにはないのではないでしょうか? 

 担当編集者である水野隆氏は、12月7日、自身のTwitterアカウントで「『ひろゆき 児童書』について厳しい意見も届くことは予想してました。それでも世に出す価値がある、読んで人生が豊かになる子どもがいると信じて作ってきました。」と発言していますが、具体的にどういう価値があると考えているのかわからないですし、「厳しい意見」の内容をどのように理解しているかもわかりません。 
 水野氏は、村上ファンド事件で知られる村上世彰氏監修のお金に関する児童向けの本も担当しています。まあ、これも当然批判されています。
 氏のnoteの記事を読んでみると、編集業とビジネス、漫画の未来などについて意識の高そうだけど深い思索があるようには思えない記事が並んでいます。その時々の流行りものに反応しているだけで、掘り下げがない感じも強いです。『鬼滅の刃』がなぜ売れたかの分析について書かれた文章が、その「何か言ってるようで何も言ってない感」の代表作ではないでしょうか。時代の流れに敏感なのは編集者としての美点ではありますが、あまり深い考えがなさそうに見えるのは良いこととは思えません。
 また、小学館から出た竹宮惠子先生の『少年の名はジルベール』を読んだ感想として、自身のTwitterアカウントで21年7月25日に「『大泉サロン』を舞台にしたドラマや映画が観てみたい!(既に企画は進行しているはず…。)」と発言しているのですが、この時期は萩尾望都先生が『一度きりの大泉の話』(河出書房新社)をだし、その内容が話題になった直後なわけです。萩尾先生が「大泉サロン」についてどのような想いを抱いているか、それについていかに触れられたくないかについて重い胸のうちを語っているわけで、ドラマ化などはありえないこともはっきりわかる内容です。そういう萩尾先生の想いは大きな反響を呼びましたし、プロ、アマ問わず多くの人がそこに言及した書評や感想をあげています。また、両作品を並べて取り上げていた人も多いです。それなのに、こんな呑気すぎる発言をしていることに「萩尾先生どころか、竹宮先生にも本当は関心がないのかもしれない…」と心配になってしまいます。漫画関連の編集者としてアンテナが鈍すぎるし、うかつすぎるのではないでしょうか?

 テック系同人誌即売会「技術書典」についてのツイートでも悪気はないのだろうけど誤解されるような雑な表現をして炎上したこともありますし、あんまり深く考えてから発信したりしない人のような…。 楳図かずお先生や雷句誠先生の件の時にも思いましたが、小学館の漫画関係には時々びっくりするよう編集者がいますよね。

 炎上ビジネスと水野氏をを批判している人もいますが、実は狙ってやっているわけではなく、素直に良いものだと思ってやっているような気がします。 西村氏や村上氏の起用に関しても、炎上狙いとかではなく、本当に価値がある作品をつくろうとしていたのかもしれません。 一見、インフルエンサーを指向しているようにも見える彼ですが、そういう人にみられるようなガツガツした力強さはないんですよね。「12歳の文学賞」といった彼の過去の仕事をみても話題性を重視しているふしはありますが、なりふりかまわない感じでもない。若干目立ちたがりだったり、流行りに弱かったり、発言が軽率であるといった軽薄さは感じられますが、何が何でものしあがろう、儲けようといった気概は感じられないんですよ。インフルエンサーというものが何なのか理解して自分もそうなろうとしている人というより、インフルエンサーの気が利いてる感じの発言を真に受けて感心してしまうタイプ。インフルエンサーというよりは、インフルエンサーのお得意様タイプなのではないでしょうか。
 Twitterアイコンが西原理恵子先生の絵であることからうかがえるように編集者として西原作品に登場していたり、サイバラ酒場という期間限定のコラボ居酒屋を企画した人でもあります。言われてみたら、ある意味で西原先生と相性がよさそうな人ですよね。その縁から、高須克弥氏が子ども向けの選挙の本とか歴史の本を出してしまうようなことがあったらどうしよう…。

児童が対象なら慎重になるべきでは

 今回問題となっているのは内容自体だけではなく、西村氏のような人物を児童書に起用することで、読んだ子どもたちが西村氏に好感を抱くようになり、西村氏の活動を自然と支持するように誘導されてしまう問題です。それは村上氏に対しても言えることです。

 西村氏の今までの活動を振り返ってみると、その「論破」芸の良し悪しについてだけではなく、さまざまな問題が出てきます。複数の民事訴訟における賠償金の未払い。2ちゃんねる管理者時代の掲示板内ではびこる誹謗中傷やヘイトスピーチに対する対応。現在所有する4chanがQアノンのような陰謀論者や人種差別主義者の温床になっており、現実社会で起きる人命に関わる事件に多大な影響がある状況の中、それについて無責任とも思える対応をしていること。こういったことについては、拙著『嘘みたいな本当の話はだいたい嘘』(コアマガジン)でも触れています。主に陰謀論について触れた本です。
 こういった人物を公的事業のアドバイザーとして起用したり、メディアが肯定的にエンターテイメントの場に登場させるのはさすがにどうかと思うのですが、児童書での起用も同じ問題があると思います。そういえば、西村氏がメディアで旧統一協会を批判していた時に、彼に批判的だったリベラル・左翼系・人権意識の高い人たちの中にも彼を褒め称えるような言動を見せる人もいたのですが、それもどうかと思いました。彼は勝ち馬に乗るのが得意な人であり、旧統一協会のときはそっちが勝つだろうという判断で動いていたということなのだと思います。案の定、沖縄の辺野古基地のロケでそういう人たちを激怒させるような言動をとるわけですが、そういうことが起こるのなんてわかってた話じゃないですか。自分に都合がいいからといって、普段どういう発言している人かを考慮せずにもてはやすのは無思慮なことだと思います。

 子どもは大人が思っているよりも色んなことを理解できているというのは確かです。しかし、どんなに賢く見えても、ある部分では純粋で信じやすかったり、ささいな反発心やいたずら心で愚かしい判断をしてしまう存在でもあります。だから、単にそこで書かれる内容だけではなく、その人の普段の言動が子どもたちに影響を与えた場合、その人を信奉するように誘導することになった場合を考えて、児童書を書く人を選ばなければらないと思うのです。まあ、水野氏は気にしてないでしょうが。
 児童を対象とする本の場合は内容だけでなく、出版されることで生じる可能性がある問題についても、慎重に考えるべきなのではないかと思いますし、それは表現の自由を侵すとかそういう話とは、また別の話だと思います。

(隔週金曜連載)

【画像】西村博之

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