Home > サブカルチャー

スマホ表示はこちら


隔週火曜

鈴木詩子のゆるゆるベイスターズファン

毎週水曜

エスムラルダの勝手にワイドショー

隔週金曜

さよなら、くまさん

隔週金曜

100本の映画

予定変更することがあります

▼連載コラムバックナンバー▼

ブッチNEWS連載バックナンバーまとめ


 
■更新情報をいち早く通知するブッチNEWSメールマガジンへ登録!


最新号
  • 実話BUNKAタブー 2023年3月号
    実話BUNKAタブー2023年3月号

    12/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価670円(税込)

    ▼TABOO OPINION中国がアメリカを凌駕し覇権国家になる未来は杞憂▼ベストマザー賞受賞の元トップアイドル篠田麻里子 不倫を追及される修羅場の内情と夫の素顔▼核武装ならともかくアメリカの言いなりで国民1人あたり年間4万円の負担防衛費増額はムダ▼動物好きなはずの次期天皇 秋篠宮さまにカピバラ猟奇食いBBQ疑惑▼3年かけて加藤の乱を完全鎮圧した吉本興業の恐ろしさ▼『やや日刊カルト新聞』藤倉善郎氏に聞く統一教会擁護で炎上する太田光の及ぼす悪影響とは▼財務省の安倍派への逆襲「岸田の間に増税してしまえ」 ほか

    連載中『ロマン優光の好かれない力』は「樋口毅宏の発売中止本を読んでみた

  • 実話BUNKA超タブー2022年11月号
    実話BUNKA超タブー2023年1月号

    コンビニ・書店で12/2より発売中 偶数月2日発売(次号は2月2日発売) 特別定価650円(税込)

    ▼自民党の裏切りを許さない旧統一教会の逆襲▼今更コロナワクチンを恐れ始める算数のできないバカ▼「ブレイキングダウン」と朝倉未来のダサい身内ノリ▼ジュリー氏&妻の傀儡となった木村拓哉▼中国の台湾への攻撃が迫っても軍備増強を拒否する左翼は馬鹿▼合同結婚したい中年男がバトル 統一教会入信選手権▼「富士そば」地獄の超長時間労働と残酷な仕打ち▼慶應幼稚舎出身者が語る上級国民の生活▼多種多様だけどどれもまずいラーメン大図鑑▼「日本は格差が拡大している」&「格差は悪」という大間違い▼DHC身売りで偏向報道番組が終了 ネトウヨ論客たちの終焉▼ソーセージ好きグラドルが人気定番商品24品を食べ比べ▼1ランク上のAVの楽しみ方▼サッカー日本代表監督無能ランキング▼自分より下がいると安心したい時にすべきこと

    吉田豪インタビュー 鳥嶋和彦

     

グラビアギャラリー
サブカルチャー 2021.11.12(金)

女ヤクザ細木数子:ロマン優光連載199

 

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第199回 女ヤクザ細木数子

 編集氏から細木数子氏について書いて欲しいという要望があって、あれこれ考えていたが、彼女のような存在がテレビの地上波のゴールデンタイムの番組にひんぱんに登場しスターであるかのように扱われていた時代があったということを考えると、あらためて不思議な気分になる。
 そのことについて、島田紳助氏と並べて考える人もいるのだけど、その二つはなんだか違うような気がする。島田氏というのは芸能の世界で人気を得ていく過程の中で、あちらの世界と密接な関係を持つようになり深入りしてしまった人である。島田氏の例に限らず、同じ漫才コンビ内でも、一人があちら側と親しく付き合い、その力をバックに社内で権力を持ち、もう一人は賭場に出入りし博打で借金まみれというように、芸能人とあちら側との付き合いといっても色々あるわけだが、 彼女の場合は、あちら側の世界と密接に関わりがあった人間がそこと距離をとりつつ占いを使った虚業をはじめ、それでもって財をなしたという例だ。あちら側にいた人が業界の裏側に入り込んだり、占いビジネスで成功するなどの過程を経て、表でスターになった例である。00年代の中でも特異な存在だったと思う。
 私が細木氏を最初に認識したのは、うさんくさい占い広告の写真にうつっている人としてであった。それが気づいたら、テレビで芸人に対して高圧的な態度で適当なことを言ってる、何だか知らないけど偉そうな人になっていた。言ってることにも感心しないし、態度が偉そうで不快でしかないし、何でテレビに出ているのかも謎。そんな存在である。
 当時は、溝口敦氏のルポタージュ『魔女の履歴書』に書かれているようなことはまだ知らなかったわけだが、占いビジネスに対する批判はスピリチュアル業界好き(スピリチュアルが好きな人ではなく、スピリチュアル業界の話が好きな人)で詳しい人から聞いていたりはしたが。
 過去の反社会勢力との関係。島倉千代子氏に対する搾取と見なされる行為。オカルトビジネスの手法。どれをとっても、今の時代ではあのような形でスターになれるわけがない要素ばかりではあるが、それとは別にあのようなキャラクターが人気を博していたことが当時から不思議でならなかった。普通、あんな高圧的でめちゃくちゃなことを言って自分を従わせようとする人に日常で会うことがあったら絶対嫌でしょう?
 そうはいっても、力強く断言してくれる人が好きな層はいつでもいるわけで、歯に衣を着せない毒舌でスカっとさせてくれる存在としてニーズがあったのだろう。訃報直後とは思えないくらい、SNS上では悪い話が飛び交ういっぽうで「好きでした」という人も多くいる。細木氏の詳しい履歴は知らず、テレビの印象だけで語っているのだろうけど、そもそもテレビ上の振るまいを好意的に受け入れていた人がそんなに多いことに改めて驚いた。だいたい、細木氏が偉い立場で番組に出てくることに「この人は何の根拠でこんなに偉そうなのか?」という疑問がうかんだりしなかったのだろうか。まあ、そういうことを言うと、「テレビをそこまで真面目に見ている人はいない」ということを言われるわけだが、確かにその通りではある。
 番組をつくる側もそれくらいの感覚でつくっていたのだろうけど、テレビを通して細木氏を知って占いの信奉者になり、お金を落とすようになった人もいるわけで、ああいうオカルト的に脅して人の心の隙間に入り込むようなビジネスのやり方はたちのいいものとはいえないだろう。単純に心霊話を真偽を別にして楽しむようなものと、占いや宗教的な信奉を求めるものは、スピリチュアル・オカルトといっても違うものなわけで、スピリチュアル・オカルト的なものを全否定しろとは思わないが、メディアが人の欲や心の弱味につけこむかのような信奉者ビジネスを利するような取り上げ方をするのはやはりよくないことだと思う。
 スピリチュアル・オカルト的なものに対してはテレビメディアが取り上げることは現在は減ってはいるし、社会全般的に昔よりは風当たりが強くなっている。ただ、ネットを媒介としたインフルエンサー・ビジネスというものも、ライトな感じになっているけれども、同じような構造になっていたりもするわけで、強い言葉を使って断言する人間に弱い人たちがいて、その人たちの欲や心の隙間につけこんでいくタイプのビジネスというのはなくならないものだろう。
 母が売春宿を経営していたことから、そこで働く女性たちの管理に幼い頃から携わっていたという細木氏。そういう環境で育っていくことで、飴と鞭を使って他人を搾取していく生き方を自然と選んでしまったのかもしれないなとも思う。また、働かされている女性からしたら細木氏は加害者だが、同時に親の教育の被害者でもある。子供は親を選べないし、親の仕事も選べない。自分たちだって、家の仕事が売春宿だったら自然と手伝わされていたかもしれないし、そうであった時に彼女のようにならないとは誰もいえないだろう。まあ、実際には彼女のような強靭な精神の持ち主はあまりいないわけで、あそこまで行く前に他の誰かの餌になってしまうだろうけど。そう考えていくと、彼女のバイタリティーとエネルギーはやはり並外れたものがあり、戦後の混乱期から生まれた怪物的な存在であったのは間違いなく、あのタイプの人は自分が生きている間には見かけることはもうないのだろうなと思う。これからの日本社会がむかえていくであろう新たな混乱の時代には、どのような新しい怪物が生まれるのであろうか。

(隔週金曜連載)

【紹介本】六星占術による神相学入門 幸運を呼ぶ顔・逃がす顔―あなたにも知ってほしい自分の本質 (ノン・ブック・愛蔵版) 祥伝社 ※シリーズ累計300万部以上。彼女は当時ベストセラーを連発し、各出版社を潤わせていた。
https://books.rakuten.co.jp/rb/322068/

★ロマン優光のソロパンクユニット プンクボイのCD「stakefinger」★
https://books.rakuten.co.jp/rb/15176097/

★ロマン優光・既刊新書4作 すべて電子書籍版あります。主要電子書店スタンドで「ロマン優光」で検索を。

再注目。『90年代サブカルの呪い』

https://books.rakuten.co.jp/rb/15761771/
紙書籍の在庫があるネット書店はコア新書公式ページから
http://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_027.html

『SNSは権力に忠実なバカだらけ』

https://books.rakuten.co.jp/rb/15204083/
主要配信先・書籍通販先などは下のリンクからhttp://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_025.html

『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』

http://books.rakuten.co.jp/rb/14537396/
主要配信先・書籍通販先などは下のリンクからhttp://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_021.html

『日本人の99.9%はバカ』

https://books.rakuten.co.jp/rb/13104590/
主要配信先・書籍通販先などは下のリンクからhttp://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_010.html

★「実話BUNKAタブー」では、『ロマン優光の好かれない力』引き続き連載中! 11月16日発売 1月号のテーマは「女ラーメン店主の梅澤愛優香は本当に悪者なのだろうか?」コンビニや書店・ネット書店で! 

★ロマン優光、太郎次郎社エディタスのWebマガジン「Edit-us」でも連載中。気になる人は「Edit-us」で検索してみてください。

【ロマン優光:プロフィール】
ろまんゆうこう…ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。現在は、里咲りさに夢中とのこと。twitter:@punkuboizz

おすすめCD:『蠅の王、ソドムの市、その他全て』/PUNKUBOI(Less Than TV)
楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/rb/13292302/

連載バックナンバーはこちら
https://wp.me/p95UoP-3N (コピペして検索窓に)


 


[PR]
★ロマン優光の新書9月新刊をAmazonで買う(電子もあるよ!)

嘘みたいな本当の話はだいたい嘘 (コア新書)

新品価格
¥1,000から
(2022/8/19 22:06時点)





アイドルとのつきあい方(仮)

新品価格
¥1,980から
(2021/12/10 21:05時点)



  • ★TOPページ・タグでは過去記事は10本だけしか表示されません。「芸能・エンタメ」などカテゴリ単位のタブではそれ以前の過去ログもごらんいただけます。
    ★そのためこちらからサイト内google検索を可能にしました。知りたい内容があればどうぞ。

    MONTHLY RANKING





関連記事

嘘みたいな本当の話はだいたい嘘 (コア新書)

新品価格
¥1,000から
(2022/8/19 22:06時点)





おすすめ記事
人気投票ランキング
ブログ
記事提供元




ブッチNEWSは「スマホ」と 
「PC」でお愉しみいただけます。 
(ガラケー非対応) 





募集のお知らせ…PC/スマホ配信提携先、アプリ制作業者、月額広告、広告供給業者を募集しております。右下「運営方針」をご参照下さい

 

[PR]

運営者情報
タグクラウド
おすすめ エスムラルダ 鈴木詩子 ロマン優光 杉作J太郎 美しさ勉強講座 男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座 ロコドル ローカルアイドル 杉作J太狼XE ゆるゆるベイスターズファン 瀬名あゆむ 山口明 新日本プロレス アイドル フジテレビ 童貞 DVDレンタル NHK
Powered by Vivvo CMS v4.6