Home > サブカルチャー

スマホ表示はこちら


隔週火曜

鈴木詩子のゆるゆるベイスターズファン

毎週水曜

エスムラルダの勝手にワイドショー

隔週金曜

さよなら、くまさん

隔週金曜

100本の映画

予定変更することがあります

▼連載コラムバックナンバー▼

ブッチNEWS連載バックナンバーまとめ


 
■更新情報をいち早く通知するブッチNEWSメールマガジンへ登録!


最新号
  • 実話BUNKA超タブー2021年6月号
    実話BUNKA超タブー2021年6月号

    コンビニ・書店で5/1発売 毎月2日発売 特別定価620円(税込)

    この男を支持し続ける府民の罪は重い コロナ蔓延の元凶 大阪人と吉村のバカ/マリエの告発は氷山の一角 島田紳助をとりまく枕接待事情/小室圭が湧いて出たのは天皇制が抱える欠陥のせい/番組制作もキャスティングもすべて言いなり テレビ局は吉本興業に従うしか道がない/中国の台湾軍事侵攻が迫るその時日本はどうなるのか/雑学ヌケるトリビア/誰もがアルコール中毒で廃人になる危険/バイデン参加名言せず五輪中止で菅政権はオシマイ/昼から酒飲むクズが集う東京の底辺な街 上野 浅草 赤羽 北千住/カップラーメン56品まずいのはどれ?/ゴルフは最低の競技 /『進撃の巨人』最終回まで全部つまらない/佐倉絆×真中つぐ美女広報が語るアダルト広報というお仕事/アウトローたちが選んだヤクザ映画BEST10/キモい中年集結シン・エヴァ聖地に行ってみた/好評連載 蛭子能収【最終回・必見】/嶽本野ばら/鎌田紘子/杉作J太郎/中村淳彦/町田足土/真中つぐ etc……

    サウナから見た愛媛情報! 杉作J太郎「熱盛サウナおやじの伝言」コラム連載中!

    吉田豪「人間コク宝」インタビュー フィメールラッパー・マルキド他では読めない濃厚すぎるヤバイ話題!

  • 実話BUNKAタブー 2021年6月号
    実話BUNKAタブー2021年6月号

    4/16発売 通常毎月16日コンビニ・書店で発売 特別定価620円(税込)

    結婚するヤツはとんでもないバカ/五輪スポンサーになって五輪批判も電通批判もNG 新聞はもはや報道機関ではない/ 女子アナF番付/福岡餓死事件と教義の関係は? 創価学会という巣窟/孤独死しないためにはどうしたらいいのか/カネまみれ聖火リレーが世界に恥を晒している/20代パパ活女子5人が告白「私はこうやってパパ活してます」/犯罪者プロ野球選手危険人物度ランキング/大規模チェーン店のラーメン食べ比べ/有吉&夏目の結婚で露呈した芸能界のドンの豪腕ぶり/大島薫インタビュー男は女にとって、いかに気持ち悪くて恐怖なのか/テコンダー朴外伝『覇皇本紀』/株主優待がお得な外食企業を教えます

    グラビア 葉月あや/ももせもも/高梨瑞樹/佐々木萌香//二階堂夢

    連載 小田嶋隆/小田原ドラゴン/白石和彌/デーブ八坂/適菜収/堀江貴文/ロマン優光

    ●『ロマン優光の好かれない力』は「ひろゆきというウサン臭い人物」

グラビアギャラリー
【コアな視点で知の可能性を探求する同時代人のための新書シリーズ・コア新書】

少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~/大坪ケムタ
↑漫画アプリはどうやって収益をあげているの?/各社Web漫画サイトのヒット戦略は?/出版不況本当はどれくらいヤバいの?
SNSは権力に忠実なバカだらけ/ロマン優光
↑これは百田尚樹へのラブレターである!
覚醒剤と妄想-ASKAの見た悪夢ー/石丸元章
↑本書はASKAへの応援歌である
文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史/さやわか
春樹より深いドラクエの世界 ↑荻上チキ・Session-22(TBSラジオ)で特集!
暗黒ディズニー入門/高橋ヨシキ
愛と感動…だけじゃない! ↑ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ)で特集!
(Link to Amazon)
サブカルチャー 2021.03.12(金)

最近のサブカル愛好家:ロマン優光連載182

 

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第182回 最近のサブカル愛好家

 21世紀に入り、既に20年も経とうというのに、既に形骸化したサブカルという言葉に過剰な思い入れをもって、未だに「お前のサブカルは間違ってる!」と変なおじさんに攻撃されることがあるのですが、あれはなんなんでしょう。
 90年代からゼロ年代に「サブカル」にどっぷりはまっていたようなおじさんが「サブカルとサブカルチャーとは違うとか適当なことを言いやがって! 許せない!」「アニメやアイドルやプロレスがいつからサブカルになったんだ! 許さん!」みたいなことを言ってくるわけですよ。そういう人は自分の大好きな特定の映画、音楽がそれにまつわる文化などを指して、それがサブカルチャーであると主張してくるわけですが、それはサブカルチャーの中のあなたが好きな領域というだけで、本人の趣味の問題でしかないわけですよ。そもそも、最初からサブカルチャーが何なのかとか理解できてなかったような人たちなのかもしれません。

 元々は小集団の独自の文化、メインカルチャーに対するマイナーなカルチャー、カウンターカルチャーが政治性を漂白されたもの等を指す言葉であったはずのサブカルチャーという言葉。本来であれば、暴走族文化のようなストリート・カルチャーもオタク文化も等しくサブカルチャーなのですが、一般に「サブカル」と言った場合、両者ともに含まれないのが普通ですよね。本来の意味を離れて、恣意的な選別が行われているわけですよ。「サブカル」という言葉はサブカルチャーの略語として生まれたわけですが、実際はサブカルチャー全般の中の特定の領域(及び、それの愛好家)を指す言葉として機能していたわけです。また、時代・世代・界隈によって指し示す範囲も違ってきたり、細かいことを考えていくと本当はもっと色々とあるんですが、そこまで深掘りしなくても、これぐらい考えるくらいで「サブカル」とサブカルチャーが違うというのは簡単にわかることです。「サブカル」とサブカルチャーが同義だという「サブカル」愛好家による主張は、知的検証によって生まれたものではなく、狂信者による信仰の吐露のようなものでしかないのです。
 80年代以降の日本のサブカルチャー/「サブカル」の歴史を省みると、「何か」について、ハイカルチャー的な方法論(現代思想など)を借りてきて批評したり、その人の独自の概念で批評することで新しく定義付けること、そういう定義付けを楽しむこと、そうやって生まれた定義を元にそれらを楽しんだり、そういった定義を元に作品を作ったり、そういう定義付けをしてる人に対してファン活動をしたりするようなことが大きな流れになっています。その「何か」に代入するのは何だっていいんですよ。 映画、音楽、漫画、アニメ、小説、ゲーム、アイドル、プロレスなどの大衆文化の特定の領域でもいいし、石ころとかでもいいし、それこそハイカルチャーの領域で美術として語られているようなものだっていい。対象それ自体より、名付けられてないものを定義付けて名前を与えたり、与えられている既存の意味を書き換えたりする行為が重要なんですよ(ちなみに、自分の考える吉田豪の一番のサブカル的な功績は「ゴミ扱いされていた古いタレント本やプロレス本を、スーザン・ソンタグのいうところのキャンプ的な見方を導入することで、新しく意味を与えることに最も成功したこと」なんですよね。先駆者もいたし、同時期に同じアイディアを持ってた人は何人かいたと思いますが最も成功したのは吉田さんすね。あと、別に吉田さんがソンタグを読んでいたとかそういう話ではないので)。
 語りかたと対象の相性がいいと、そのジャンル自体が「サブカル」であるかのように取り扱われたりもするのだけど、ジャンル自体が「サブカル」になるわけではなく、どんなジャンルでもジャンル内にサブカルチャーとして扱われるものが生まれてくるというだけの話。音楽は音楽、映画は映画、漫画は漫画です。根本敬の漫画はサブカルチャーとして扱われるけど、植田まさしの漫画はそうではないですよね。まあ、誰かの手によって新たな解釈がされることで、植田まさし作品がサブカル愛好家必須の漫画になる可能性もあるかもしれませんが。
 だからね、作品名や作家名をあげてサブカル的な解釈がしやすいとか、したくなるとかを検証して「○○はサブカル」みたいなことを言うんならわかるけど、ジャンル名を○○の中に入れて「○○はサブカルだ!」「○○はサブカルでない!」みたいなことを本気で言ってるのは非常に乱暴で雑で恥ずかしい行為なんですよ。
「あんなのはサブカルじゃない! いつからサブカルになった!」みたいに言われがちなアニメ、プロレス、アイドルですが、2001年に扶桑社から出ている『サブカルチャー世界遺産』においても既にアニメ、アイドル、プロレスについて触れられています。プロレス、アイドルについては80年代には既に村松友視、『よい子の歌謡曲』といったサブカル的な批評というアプローチが存在していましたし、アニメに関してもサブカルチャー的な評価を受けてる作品とか80年代から普通にありましたよ、押井守監督の『ビューティフル・ドリーマー』とか。こういった事実を無視し(あるいは無知で)「いつから○○がサブカルチャーになったのだ! 歴史修正主義!」とわめきたてるような人たちは、単に自分の好き嫌いでものを言っているだけだし、自分の好きなものをサブカルチャーとかサブカルという言葉で権威づけたいだけの歴史修正主義なのではないかのようにも思えます。
 卵から孵ったばかりの小鳥が始めて目にした動くものを親だとインプリンティングされてしまうように、ああいう人は若い頃に好きになったものがたまたまサブカルと言われていたために、サブカルチャーとかそういったものを深く考えることなく、そのジャンル自体をサブカルであると短絡に受け取ってしまったのかもしれません。
 サブカルチャーという領域は時代と共に変わっていくし、サブカルという言葉の使い方も時代・によって変わったかもしれない。だからといって、好きな作品の価値が下がったり、その作品に対する想いがさげすまれたりするわけではないのに。「サブカル」なんて言葉がなくなっても、本来の意味でのサブカルチャーは色々と新しく生まれてくるだろうし、名付けられてないものに名前を付けたり、既存のものの意味を書き換えていくような方法論も別に無くなったりはしないわけですよ、たとえそれが「サブカル」という名で呼ばれなくなったとしても。それでいいんじゃないですかね。

(隔週金曜連載)

写真:おすすめ新書:コア新書021『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに 』(ロマン優光著/コアマガジン)※書店でご注文いただけますが、現在は主に電子書籍で発売中です。詳細は後述のご案内を。

★ロマン優光のソロパンクユニット プンクボイのCD「stakefinger」★
https://books.rakuten.co.jp/rb/15176097/

★ロマン優光・既刊新書4作 すべて電子書籍版あります。主要電子書店スタンドで「ロマン優光」で検索を。

『90年代サブカルの呪い』
https://books.rakuten.co.jp/rb/15761771/
紙書籍の在庫があるネット書店はコア新書公式ページから
http://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_027.html

『SNSは権力に忠実なバカだらけ』

https://books.rakuten.co.jp/rb/15204083/
主要配信先・書籍通販先などは下のリンクからhttp://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_025.html

『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』
http://books.rakuten.co.jp/rb/14537396/
主要配信先・書籍通販先などは下のリンクからhttp://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_021.html

『日本人の99.9%はバカ』
https://books.rakuten.co.jp/rb/13104590/
主要配信先・書籍通販先などは下のリンクからhttp://www.coremagazine.co.jp/book/coreshinsho_010.html

★「実話BUNKAタブー」では、『ロマン優光の好かれない力』引き続き連載中! 2021/3/16発売5月号のテーマは「『映画秘宝』騒動の戦犯は誰だ!?」コンビニや書店・ネット書店で!

★ロマン優光、太郎次郎社エディタスのWebマガジン「Edit-us」でも連載が始まりました。気になる人は「Edit-us」で検索してみてください。

【ロマン優光:プロフィール】
ろまんゆうこう…ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。現在は、里咲りさに夢中とのこと。twitter:@punkuboizz

おすすめCD:『蠅の王、ソドムの市、その他全て』/PUNKUBOI(Less Than TV)
楽天ブックス
http://books.rakuten.co.jp/rb/13292302/

連載バックナンバーはこちら
https://wp.me/p95UoP-3N (コピペして検索窓に)


 


[PR]

※コメント欄はPC/モバイル別個のものが表示されます





  • ★TOPページ・タグでは過去記事は10本だけしか表示されません。「芸能・エンタメ」などカテゴリ単位のタブではそれ以前の過去ログもごらんいただけます。
    ★そのためこちらからサイト内google検索を可能にしました。知りたい内容があればどうぞ。

    MONTHLY RANKING





関連記事
おすすめ記事
人気投票ランキング
ブログ
記事提供元




ブッチNEWSは「スマホ」と 
「PC」でお愉しみいただけます。 
(ガラケー非対応) 







募集のお知らせ…PC/スマホ配信提携先、アプリ制作業者、月額広告、広告供給業者を募集しております。右下「運営方針」をご参照下さい

 

[PR]

運営者情報
タグクラウド
おすすめ エスムラルダ 鈴木詩子 ロマン優光 杉作J太郎 美しさ勉強講座 男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座 ロコドル ローカルアイドル 杉作J太狼XE 瀬名あゆむ 新日本プロレス 山口明 アイドル フジテレビ 童貞 NHK 韓国 中国
Powered by Vivvo CMS v4.6