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  • 実話BUNKAタブー 2020年5月号
    実話BUNKAタブー2020年5月号

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    安倍政権終了記念 悪夢の安倍政権一体何だったのか?/新型コロナ流行はチャンス 東京五輪中止で日本はバラ色に/新型コロナなんてただの風邪 世界パニックの裏に隠された真相/広瀬すず事務所が隠蔽する乳首疑惑/地方在住は罰ゲーム/温存された旧日本軍の文化が諸悪の根源 新型コロナ蔓延の元凶厚労省の正体/本当は恐ろしい死に至る腰痛/まずい缶コーヒー一番まずいのは/マックまずい決定戦/食べ物自慢する味オンチ地域名物料理がまずい都道府県トップ10/テコンダー朴/春野ゆこ/青海 他

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暗黒ディズニー入門/高橋ヨシキ
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サブカルチャー 2020.01.31(金)

平手友梨奈というアイドル:ロマン優光連載153

 

ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第153回 平手友梨奈というアイドル

「平手友梨奈が欅坂46脱退したことについて何かあります?」という編集氏からの依頼に困ってしまった。アイドルが好きだからといっても、みんながみんなメジャーなアイドルが大好きで追いかけてるというわけではないし、その動向に一喜一憂してるわけではない。「平手友梨奈が欅坂46脱退」について考える時間よりも、「元めんたるゆばんたるのメンバーが仙台で新しいユニットを始めた」ということや「東京地下アイドルシーンにおける、はわわ☆ステーション周辺の人脈相関図というかファミリーツリーを作る必要があるのではないか?」という、日本で10人ぐらいしか気にしてないようなことを考えている時間の方が圧倒的に多いオタクというのはいるのである。まあ、私ですけど。
 しかし、別に提示されたコロナ流行というテーマについて書くよりはまだ書けることはある。俺は医療従事者でも何でもないから「手洗い! 殺菌! マスク! うがい!」みたいなことしか言えないだろうし、バカなデマとか、便乗差別ツイートみたいなのをいちいち探して検証して具合が悪くなったりしたくはないのだ。それに、欅という存在から直接的な影響はないとはいえ、自分がどんなアイドルを見たいかということを考えるにあたり、間接的な影響は確実にある。それは「スーパー転校生のサイマジョカバーが最高だな」という話とは別にだ。
 平手さんを中心にした欅坂46のあり方というのは、非常に歪な雰囲気を感じていた。大人に対する不信感、社会に関する違和感、孤独感を感じるようなタイプの女の子に、そういったテーマの歌詞を歌わす。彼女がいっそう、その不信感や孤独感をつのらせていくような環境において、それをやらしていくというのやり方には、怖さを感じていた。そういう資質の子を、そういう気持ちにさせる環境にさらして、そういうテーマの歌を歌わせれば、それは真に迫ったものになるだろう。テレビで見てすら感じる、異様な切迫感を感じずにはいられなかった。それは確かにかっこよかったのである。
 アイドルに興味がない、あるいはアイドルを嫌いな層にしてみれば、平手さんのパフォーマンスする、反抗や孤独の歌など、業界人が金のためにやらせてる茶番にしか思えないだろう。しかし、それがどんな目的のために書かれた歌詞であろうと、そのテーマを本気でとらえて本気で演じれば、本物になる。もっとも卑俗な部分に真実がやどってしまう。演者が本気でやれば、受け手にもその本気が伝わる。外野がなんといおうと、本気で信じる演者がいて、本気で信じる受け手がいれば、その歌のメッセージは真実として機能する。平手さんはそういう力を持っていたと思う。少なくとも映像の中では。
 身を削るような表現は人の心をとらえる。平手さんのやっていたことはそういうたぐいのことだ。だから、彼女は多くの人の心をとらえた。ただ、それを本人が表現として自発的に選びとったというよりは、周りの環境がそういう風にしていったのではないかという感じが拭えない。それはどこまで意図的に行われたのかはわからない。なんにしろ不自然な感じがして、彼女のパフォーマンスが素晴らしくても、なんとなく敬遠したいような気分があった。自分自身を追い込んで生まれるような表現、切迫した気持ちの中から生まれるような表現は、それを自発的に内的な必然性が本人にあって行われるぶんには別にかまわない。しかし、そういうある意味危険を伴う表現を他人にやらす、しかも10代の少女にやらせているように見えることにツラさを感じていたからだ。
 単に大人にやらされているのではなく、やらされている環境の中で、自分の意思で何かを自発的にやろうとするアイドルはその人らしさが見えて、自分は好きだ。周囲の環境や理不尽に対して自分の頭で考え、自分の意思で動くようなアイドルが好きなわけだが、それは活動していく中で偶発的に生まれてくるものだと思う。それが欅坂46の場合は、そういった部分すら最初から織り込み済みで、ビジネス的に回収されるのが最初から決まっているようなやり方をしているように感じていた。アイドルの魅力の一つに「やらされている感」があるというのは、よく言われることだが、それが本来アイドル自身の中から自発的に生まれてくるような部分までコントロールしようとしているような、心の領域に踏み込んでしまっているような変さを感じていたのだ。黒い羊をわざわざ作ろうとするのは違うだろうと思った。

 脱退について言えば、露骨に限界を感じさせるようになってから今までよく持ったなと思うし、彼女にとってはよかったのではないかと思う。パフォーマーとしては才能がある人なのは間違いないので、大人が書いた安易な物語に回収されないような活動をしていってほしい。

 最近、欅坂に影響を受けた地下アイドルグループを見た。メンバーが欅が好きということで始めた感じで、楽曲的にはそんなテーマでそんな曲調なんだけど、MCになったとたんニコニコでちょっと間抜けなトークが始まり、非常に健やかで、「表現としての精度は低いかもしれないけど俺はこっちの方がいいや」と思った。そんな感じだ。

(隔週金曜連載)

おすすめ雑誌バックナンバー:ROCKIN'ON JAPAN 2019年6月号(ロッキングオン)
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【ロマン優光:プロフィール】
ろまんゆうこう…ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。現在は、里咲りさに夢中とのこと。twitter:@punkuboizz

おすすめCD:『蠅の王、ソドムの市、その他全て』/PUNKUBOI(Less Than TV)
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http://books.rakuten.co.jp/rb/13292302/

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