現在、サーバ移転し、サイトをSSL化しております。
Home > サブカルチャー

スマホ表示はこちら



【PR】掲載数2800誌以上の取り扱いを誇る『雑誌のオンライン書店Fujisan.co.jp』!多くは送料無料、さらに最大70%割引と大変お得です!

月イチ連載・各隔週月曜

瀬名あゆむのアイドル革命!

南にこの千葉からアイドル革命

隔週火曜

鈴木詩子の帰ってきて 吉澤ひとみ

毎週水曜

エスムラルダの勝手にワイドショー

隔週金曜

さよなら、くまさん

隔週金曜

美しさ勉強講座

予定変更することがあります

▼連載コラムバックナンバー▼

ブッチNEWS連載バックナンバーまとめ


最新号
  • 実話BUNKA超タブー2020年1月号
    実話BUNKA超タブー2020年1月号

    コンビニ・書店で12/2発売 毎月2日発売 612円(税込)

    沢尻エリカ逮捕は安倍政権の桜を見る会買収報道潰しだった 清原もASKAも国策逮捕! 事実は陰謀論より奇なり/反日種族主義が蔓延 嘘の国韓国/一番社会悪なストロング系缶チューハイ決定戦/皇后・雅子さまの生贄人生の悲劇/沢尻エリカ増長させた業界薬物人脈/一般人がテレビで晒した巨乳放送事故×30/がんになる人ならない人/安倍政権べったり吉本興業の利権商売/札幌の選民意識/人妻の半数が◯◯する北関東/即位パレードに集う人を観察/ほか

    杉作J太郎が愛媛のサウナを紹介!「熱盛サウナおやじの伝言」コラム連載中!
    吉田豪「人間コク宝」春日太一インタビュー 他では読めない濃厚すぎるヤバイ話題!

  • 実話BUNKAタブー 2020年1月号
    実話BUNKAタブー2020年1月号

    11/15発売 毎月16日コンビニ・書店で発売 550円(税込)

    財務省がもくろむ10年以内に消費税20%/台風 豪雨 地震 津波 災害大国 日本で住んだら確実に死ぬ場所/テコンダー朴 本編再開!/2週連続で大臣の首飛ばした週刊文春イケイケの舞台裏/50代から激増! ピロリ菌未除菌の人は危ない 胃がんにならないために/焼き鳥まずい居酒屋選手権/老害なんて評価は大間違い 森喜朗こそ本物の政治家だった/チュートリアル徳井を叩く社会/90年代ビデオ女優ランキング/慶応大研究 他

    ●連載第14回!『ロマン優光の好かれない力』は「田代まさしが覚せい剤でまた逮捕された件」。実話BUNKAタブー本誌で!

グラビアギャラリー
【コアな視点で知の可能性を探求する同時代人のための新書シリーズ・コア新書】

少年ジャンプが1000円になる日~出版不況とWeb漫画の台頭~/大坪ケムタ
↑漫画アプリはどうやって収益をあげているの?/各社Web漫画サイトのヒット戦略は?/出版不況本当はどれくらいヤバいの?
SNSは権力に忠実なバカだらけ/ロマン優光
↑これは百田尚樹へのラブレターである!
覚醒剤と妄想-ASKAの見た悪夢ー/石丸元章
↑本書はASKAへの応援歌である
文学としてのドラゴンクエスト 日本とドラクエの30年史/さやわか
春樹より深いドラクエの世界 ↑荻上チキ・Session-22(TBSラジオ)で特集!
暗黒ディズニー入門/高橋ヨシキ
愛と感動…だけじゃない! ↑ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル(TBSラジオ)で特集!
(Link to Amazon)
サブカルチャー 2018.12.28(金)

2018年を振り返って:ロマン優光連載125

 


ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第125回 2018年を振り返って

 2018年。つらかったことと言えば、『日本国記』(百田尚樹)『AKB48と日本のロック』(田中雄二)という、やたらページ数が多い上に内容に支離滅裂な箇所が多い本を仕事のために読まなければいけなかったことですね。
 前者が固定層に対するお金儲けのために適当な工程を経て作られた疑いが濃い似非愛国本。後者が著者の情熱の赴くままに、ささいな事実から無理矢理に導きだされた飛躍した論理と著者の妄想が目立つ上に、やたらと事実誤認が目立つ本。方向性や売り上げは全く違いますが、読んでる最中に感じるストレスの強さに関しては互角の力を感じました。つらかった……。

 それはさておき、何かについて書くとき、それが作品やライブについてのレポートやレビューではなく、演者や作者本人についての文章だと尚更なんですが、どこまで踏み込んで書くべきかということは非常に悩ましい問題です。特にアイドルについて書こうとする時に非常に悩みます。
 これは悪いことでも良いことでも同じです。どちらかというと、良いことを書こうとした時にこそ気を付けなければならない問題なのかもしれません。特定のアイドルに悪い評をつけたり、悪い感想をわざわざ書いたりは別にしなけりゃいいというだけの話ですしね。
 何かについて評論めいたことをするということは、対象についてわかりやすく他者に伝えるということでもあります。この、わかりやすくというのが曲者なんです。
 その分析が一面の真実を捉えているというのは大前提になると思います。褒めていれば何でもいいというわけではありません。間違った分析で評価されても、それは本当ではないわけですから、注目する人が増えたところで、そういう捻れは本人に負荷を与えるだけの結果になりかねません。そこは当たり前の話ですよね。
 そして、内容があってたとしても問題が無いわけではありません。踏み込みすぎて、変にわかりやすく他人に語ってしまうことには危険が付きまといます。わかりやすいということは基本的には良いことと考えられています。しかし、対象をわかりやすく表そうとする際には、わかりにくい部分を切り捨てていくという作業がなされることになります。
 こういう、わかりにくい部分を切り捨てるという過程で、その対象の持っている独自性や大切な部分を切り捨てすぎてしまい、ありがちな物語の中に回収してしまい、結局埋没させてしまうことになりがちです。対象にわかりやすい特異な体験や資質などがあって、そこを持ち上げていこうとしても、上手くできないと、ありがちな「特異体験」「不良」「破天荒」になってしまいます。少し話は違いますが、本人がわかりやすく特異性をアピールしようとした結果、ありがちなわかりやすい話になってしまい、非常に偽物くさくなってしまう場合もありますよね。たとえ本物であれ、偽物であれ、上手い人は偽物くささが出ないようにできるものです。本物でも、こういうのが下手で偽物くさく見える人もいますけど、あれは何か気の毒です。

言語化が難しいアイドル

 たとえ、わかりにくい部分も見事に掬いとって言語化に成功したとしても、危険はあります。本人が無意識でやっていたようなことまで言語化することで、本人が変に意識するようになって本来の美徳が失われてしまう可能性があるということです。これは文章のクオリティが高いほど、起こる可能性があります。
 運営が自分たちに関する言説に影響を受けた上に、ちゃんと理解できないままに変な舵の切り方をしてしまった例はよく見かけると思いますが、それとは別にアイドル本人が自分に対する言説に対して、変に受け入れてしまったり、逆に変に反発してしまうことで、何かが変わってしまうこともあるのです。
 そうですね、荘子の中の混沌の話です。混沌に目鼻をつけると混沌は死んでしまうように、他人に勝手に意味を付加していくことは、その人の良さを殺すようなことにもなりかねない。たとえ、どんなに対象を理解できていて、それが正しかったとしても、どこまで書くかの見極めができてなければ同じなんですよね。結局、わかりやすい言葉の表面だけ理解したような気になる人を変なタイミングで集めてしまっただけな感じになりかねません。
 めろん畑a gogoというアイドルグループに中村ソゼさんというメンバーがいるんですけど、彼女について書こうとする時に、私は非常に躊躇します。中村ちゃんは凄く強いアイドル性をもった、凄く変な人で、歌がどうだとか、踊りがどうだとか、接触がどうだとかで、その魅力を語ることは難しい人です。私にとって中村ちゃんは、かっての山塚愛や山塚EYEに非常によく似た匂いのする人なんですよね。それがどういう部分であるのかは、ある程度理解できてると思いますし、山塚愛という言葉を使わずに書けるとは思うのですが、それはどういうことなのかをわかりやすく書こうとすることに躊躇してしまうのです。
  私がよく見に行ってるアイドルに佐倉雅さんという人がいるのですが、彼女が自分で語ることを望んでいないような部分をフレームアップして語っていけば、今より注目度が上がるような気はするのです。しかし、それが彼女が望んでないことであったり、それで注目を集めたところで集まった人間が彼女が表現したい部分を理解できなければ、意味がないことだと思うのです。しかも、そんなわかりやすい部分を取り上げたところで彼女の面白さの核心にたどり着いたりはしないと思いますし。
 SAKA-SAMAのまひるんにしろ、日曜日ゆずさんにしろ、私の好きなアイドルにはヲタクが喜ぶようなわかりやすい感動話と縁遠いような個性の人が多いので、いつも悩みます。でも、そういう人間という生き物の不可思議なわかりにくさが伝わってくるジャンルがアイドルであるとも思ってもいるのです。

 そういうわけで、今年も去年に続いて家で一番聴いたアイドル楽曲はHAMIDASYSTEM の『略すな』でして、わかりにくい部分にこそ大切なものがあるのではないかなということと、他人がそれを小賢しげに語ることの傲慢さを考えてしまうのです。

(隔週金曜連載)

おすすめ配信:START THIS SYSTEM!(HAMIDASYSTEM)
Ototoy https://ototoy.jp/_/default/p/77025

★ロマン優光最新刊★
「SNSは権力に忠実なバカだらけ」ロマン優光(コア新書/コアマガジン)書店店頭、またはネットでご注文を!
https://books.rakuten.co.jp/rb/15204083/

★ロマン優光のソロパンクユニット プンクボイの最新作CD「stakefinger」★
https://books.rakuten.co.jp/rb/15176097/

★新書前作のご案内★
『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』/ロマン優光(コア新書/コアマガジン)
http://books.rakuten.co.jp/rb/14537396/

★新書前々作は電子書籍でも発売中★
『日本人の99.9%はバカ』(コア新書/コアマガジン刊) 紙では手に入りづらいかもしれませんが、電子書籍ですぐに買えます! 主要電子書籍スタンドで「ロマン優光」を検索!

★「実話BUNKAタブー」2月号(発売中)で『ロマン優光の好かれない力』連載中! コンビニや書店・ネット書店で!

【ロマン優光:プロフィール】
ろまんゆうこう…ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』『間違ったサブカルで「マウンティング」してくるすべてのクズどもに』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。現在は、里咲りさに夢中とのこと。twitter:@punkuboizz

おすすめCD:『蠅の王、ソドムの市、その他全て』/PUNKUBOI(Less Than TV)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13292302/

連載バックナンバーはこちら
https://wp.me/p95UoP-3N (コピペして検索窓に)


 



※コメント欄はPC/モバイル別個のものが表示されます





  • ★TOPページ・タグでは過去記事は10本だけしか表示されません。「芸能・エンタメ」などカテゴリ単位のタブではそれ以前の過去ログもごらんいただけます。
    ★そのためこちらからサイト内google検索を可能にしました。知りたい内容があればどうぞ。

    MONTHLY RANKING





関連記事


おすすめ記事
人気投票ランキング
ブログ
記事提供元




ブッチNEWSは「スマホ」と 
「PC」でお愉しみいただけます。 
(ガラケー非対応) 







募集のお知らせ…PC/スマホ配信提携先、アプリ制作業者、月額広告、広告供給業者を募集しております。右下「運営方針」をご参照下さい

 

[PR]

運営者情報
タグクラウド
おすすめ エスムラルダ 鈴木詩子 ロマン優光 杉作J太郎 男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座 美しさ勉強講座 ロコドル ローカルアイドル 山口明 新日本プロレス 瀬名あゆむ アイドル 童貞 フジテレビ 杉作J太狼XE 韓国 中国 ダイエット
Powered by Vivvo CMS v4.6