
だめなやつになるな、すごいやつになれのつづき:杉作J太狼XS「美しさ勉強講座」連載51

軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!
杉作J太狼XS先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」
51時限目・だめなやつになるな、すごいやつになれのつづき
いやなやつにならないためには気持ちをベストに近い状態にする努力をしなければならないと小生は思うね。
思うねったってぼんやり雲眺めてなんとなく思ったわけではないのだが。切実にそう思ってるよ。
世の中にはいやなやつというのがいて、それは身近にもいる。なるべく身近にいてほしくないのだが見る目のないやつというのもいて、いやなやつをリラックスしてる場に招き入れたりする。
いやなやつというのはたいてい誰かとつるんでる。それもたいてい目上の人間とつるんでる。
会社勤めなんかしてたらほんと絶対いるだろうね。上司とか立場の上の人間に取り入りまくってるやつが。で、ショッカーの怪人に操られてるのかと思うくらいそうしたいやなやつに対してまわりは無頓着だ。
「あのひと、いいひとですよね」
とまで言うバカもいるだろう。
おい、しっかりしろ、お前どうかしてるぞ、あいつはとんでもないゴミ野郎じゃないか!
そんな忠告でもしようものなら舞台から消えるのはそのいやなやつではなくこちらである。あんないいひとのことを悪く言うなんて。これが職場でかわいいなーとか思ってた同僚の女性に言われたりしたら凹む。大連敗中の高橋由伸監督みたいな顔になってしまう。間違ってもハム持って知人の家を尋ねてそのハムをあげて、図々しくもそのまま夕食時にもかかわらずその家にあがりこんで食卓に座り、自分が持ってきたハムを焼いてもらって食べてるときのシルヴェスター・スタローンみたいな顔にはならない。
俺が言いたいのはそういうことだ。
そのシルヴェスター・スタローンみたいでいいじゃないかということだ。
「すごい、いやなひとじゃないですか」
と同僚の美女とかは言うかもしれない。
「あなた、あのひと、いつ帰るの?」
奥さんは言うかもしれない。
それでいい、と小生は思うのだ。
嫌われていい。
嫌われてもいいのだ。
嫌われてもいいから、いやなやつにはなるな。
(この項、つづく)
画像◎都内某所
杉作J太狼XS監督作品 映画「チョコレートデリンジャー」twitterアカウント
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【杉作J太狼XS:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろうXS
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。
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