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    実話BUNKAタブー2020年11月号

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サブカルチャー 2014.08.27(水)

オカマのアタシをも夢中にさせた? 能年玲奈:“ホラー系ドラァグクイーン”エスムラルダ連載13

 

エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第13回:オカマのアタシをも夢中にさせた? 能年玲奈

ファースト・フォトブック「ぐりぐりぐるみ」発売、映画「ホットロード」が興業収入10億円超のヒット、「月曜から夜ふかし」でマツコからの質問に30秒間考え込む、と、このところまたちょこちょこネットの芸能ニュースに登場している能年玲奈。

実はアタシ、能年ちゃんのこと、わりと好きなの……。
といっても、おそらく多くのみなさん同様、アタシが初めて能年ちゃんを認識したのは、「あまちゃん」(NHK)がきっかけ。当然のことながら「ニコラ」なんて読んでなかったし、数年前「朝ドラのヒロインが能年玲奈に決定」というニュースを観た時には「また、ちょっと変わった苗字のタレントがごり押しで出てくるのね……」としか思わなかったんだけど……。「あまちゃん」第1回目の放送に登場した能年ちゃんを見た瞬間、そのあまりのキラキラ感と透明感に衝撃を受け、「な、なんてかわいいの!」と、オカマのくせにハートを鷲掴みにされちまったのよ。

いや、もちろんそれまでにも能年ちゃんの顔は「カルピスウォーター」のCMとかで見ていたはずなんだけど、残念ながらアタシ、カルピスウォーターCMに関しては、共演者の森崎ウィンくんしか目に入っていなかったの……(おい)。
ちなみに瀧本美織もソニー損保のCMでさんざん見ていたにもかかわらず、ちゃんと認識したのは朝ドラ「てっぱん」がきっかけだったわ。好みのタイプの若いイケメンだったら、CMで画面の端っこにちょっと映っただけでもすぐに顔を覚えるのに、若い女子に対するこの認識能力の低さときたら……。アタシ、骨の髄までオカマね……。
そんなアタシでも「朝ドラに出ていた」「好きなバラエティ番組に出ていた」といったきっかけで、まんまと若い女優や女子タレントに親近感を抱いたりファンになったりするんだから、各事務所が所属する若手タレントを必死でテレビ番組にねじこもうとするのも、わかる気がするわ(やりすぎは逆効果だけど)。

それはともかく能年ちゃん。世間ではすっかり「不思議ちゃんキャラ」ということになっているけど、アタシ、「あまちゃん」が始まってしばらく経った頃に、あるトーク番組に出た能年ちゃんを見て「あら? この子、結構賢いんじゃないかしら」と思ったの。番組中で、どう答えてもちょっと角が立つような質問をされた時に、少し頭が足りなさそうなふりをしつつ、うまくスルーしていたのよね。
最近、今よりも低い声でややかったるそうにしゃべる、別人のような昔の能年ちゃんの動画が話題になってるけど、もし今バラエティ番組なんかで見せているキャラが本当に全部作り物だとしたら、(ちょっとショックではあるけど)相当な根性と演技力の持ち主だと思うわ。

ただ、松浦亜弥とか小倉優子の例を見てもわかるように、キャラを作りすぎるといずれ無理が出てくるし、方向転換が困難になりがち。あと瀧本美織とか「ちゅらさん」の国仲涼子とか、朝ドラでキラキラしすぎていた女優って、その後イマイチぱっとしなかったり、いつの間にか、なんとなく顔が変わっていたりしがち。
そういったハードルを乗り越えて、能年ちゃんにはなんとか、女優として大成してほしいわ!

【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。
twitter:@esmralda001

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