
キラキラネームの増加で改名手続き希望者が殺到!?

キラキラ世代が成長して改名ブームが起きる?
1993年の悪魔ちゃん命名騒動が契機となったともいえる、キラキラネームをつける親の増加。
火星(まあず)、泡姫(ありえる)、振門体(ふるもんてぃ)など、奇妙な名前をつけられた子供が増えており、小学校の学級名簿はすごいことになっているようだ。
また、芸能人も子供にキラキラネームをつけてしまうことが多く、ブームにひと役かっている。
しかし、子供が小さく可愛いうちはまだ許されるが、大人になってからキラキラネームであることは、常識的に考えれば恥ずかしいことだ。そのため、今後キラキラネームからの改名を希望する若者が増えると予想されている。
実は、改名することはそれほど難しくはない。費用も手数料などもろもろ含め2千円未満と安く済む。問題となるのは家庭裁判所が認めるかどうか。裁判官が改名するのに十分な理由があると判断されたときに、初めて許可される。改名するにあたって、この部分が唯一の鬼門であるが、要件である「書きづらく読みづらい場合」「精神的苦痛を伴う場合」に十分に当てはまる。おそらく許可されることは間違いないだろう。
現在、改名相談所や改名コンサルタントなどの会社も立ち上がっている。通常数千円で完了する手続きを2〜3万で代行するビジネスだ。このことからも今後の改名ブームが十分予想できるだろう。
悪魔ちゃん騒動から20年あまり。キラキラネームという不幸を背負った子供たちが、そろそろ社会に出てくるころだ。
(文・角刈りハーブティー)
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