
なぜか韓国人観光客が多い対馬に行ってみた!

韓国展望所はガラガラ
対馬に着いたのは金曜日の午後だったんですけど、韓国人は……見当たりません。っていうか人が見当たりません。着いて、とりあえずレンタカーで北へ北へ。韓国展望所という、最南端、海の向こうの韓国が見える場所を目指したんですけど、その間、見かけた人はごくわずか。
人だけじゃありません。対馬を縦断するなか、めぼしい景観は皆無。離島ということで、絶景に期待しちゃうところですが、車を走らせてる分にはそういったスポットは見当たらず、退屈な風景が続きます。
韓国展望所には夕方に到着。展望所は韓国チックな建物で、そこの望遠鏡を覗くと……確かにうっすら韓国が見えなくもないですが、まあうっすらといった程度。夜になると、釜山の街の夜景がもっとくっきり見えるらしいんですが……。
翌日、土曜日。今度こそ韓国からの集団に遭遇したいっ、と対馬一の繁華街・厳原の街に繰り出しますと……韓国人だらけ! 観光バスが止まったかと思いきや、そこから韓国人の集団が降りてきます。街のどこに行っても、お店の人以外の日本人はほとんど見かけず、目に映るのは韓国人ばかり。ところで、素朴な疑問なんですが、なんで日本人と韓国人って見た目で分かるんですかね。同じような人種のはずなのに、なぜかどちらなのか、一目で分かりますよね。
何もない対馬になぜ?
韓国からの観光客が多い、っていうか韓国からしか観光客が来ないのもあって、街は日本語とハングルの併記がほとんど。時折「韓国人お断り」って英語やハングルで書いてあるお店も目にします。
それにしても、対馬、なかなかに何もない場所です。繁華街である厳原も賑わっているかというと、そんなことはなく、韓国からの観光客のおかげで持ってるような感じですし、何箇所か観光地を巡ってみたものの、正直、これを観に本土から観光客来ないようなあ、と思わざるを得ない微妙な場所ばかり。むしろ、韓国からなんでこんなに嬉々として観光客が訪れるのか不思議なくらいです。いくら高速船で1時間くらいで来られるからって、何もなさすぎるんじゃないか、と。文化の違いがあるから、ギリギリ面白いのかもしれませんが、このままだと、おそらく韓国から観光客は来なくなっちゃうんじゃないでしょうか。
この対馬に行った模様は、発売中の『実話BUNKAタブー4月号』にて、たくさんの写真とともに詳しく書いております。気になった方は雑誌をご覧いただければ幸いです。
(文・編集部)写真:かんちゃん / PIXTA
オススメ雑誌:『対馬ブック vol.2』[雑誌](みつしま印刷)/著、編:松村信彦
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