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侮辱罪の話をよくする他人を侮辱しがちな人:ロマン優光連載222

2022.09.30(金)


ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第221回 侮辱罪の話をよくする他人を侮辱しがちな人

 事実でないことを書いては多くの人に対して攻撃を繰り返している某氏。自分もないことないことを長年に渡って書かれて非常に迷惑をしているのですが、某氏が吉田豪氏のことを弁護士に相談しているとTwitterで発言していると知り驚愕。
 吉田氏は彼の被害者の一人であり、某氏が意図的に事実とは違うことを言って吉田氏に対する攻撃を繰り返してきたという実績があります。どちらかといえば、吉田豪側が弁護士に相談する話なのに、なぜ某氏の側が……? 吉田氏に訴えられないか心配しての相談だったらわかりますが、どうも違うみたいで。
 不思議な話です。

 SNS上には彼に限らず、自分が事実でないことを広めたり、他者を侮辱しているのに、それを当事者に咎められたり批判されたりすると不当に攻撃されたと感じる人たちがいます。こういうことを書くと「アベガーのことだ!」「ネトウヨのことだ!」「ツボウヨのことだ!」「フェミのことだ!」みたいに特定の層に当てはめようとする人も出てくるわけですが、思想とか関係なく、どこの界隈にも一定数います。
 とにかく、客観的には加害者でしかないのに、本人、あるいは身内の間では被害者であることになっている人たちのことです。こういう人は自分が優勢な時には傲岸不遜に振る舞っているのに、自分が不利になってくると被害者であることを主張します。
 侮辱罪の改正の流れで、こういう人たちのなかにも侮辱罪について言及することが増えた人がいたりするわけです。
 もちろん、自分が加害者として侮辱罪の対象になることを心配してるわけではありません。侮辱罪が厳罰化することで誹謗中傷に明け暮れるネットの無法者が鎮静化することを歓迎したり、自分を誹謗中傷する連中(と彼らが考える人たち)に対する牽制として言ってるんですよ。
 戦略的にやっている人も当然いますが、本気で言ってる人も多いのではないかと思います。自分は絶対に正しいから、自分に反論したり、批判してくるやつは悪い奴だと本気で思ってる人もいるのではないかと。
 何か薄々自分が間違ってるのはわかってるけど、自分が間違ってるなんて感情的に認められないし、絶対に認めたくない、そんなことしてくるやつは悪いやつだという風に自然と考えてしまう。
 誰だって自分の間違いを認めたくない感情があるものですが、たいていの人は冷静に自己を見つめて自分の過ちを受け入れるわけです。しかし、それができない人たちはいます。
 あれは、自分の言動に対する批判を自分の人格に対する否定だというふうに感情的にとってしまうからなんでしょうか。「それを認めても、誰もあなたのことを全否定したりしないよ」ということでも徹底抗戦しようとして、より多くの間違いをおかしてしまい、そのことによって自分自身を追い詰めて、逃げ切れないとなると被害者だと主張しだす。それで世間から忌避されるようになった人を何人も見てきたような気がします。
 そうそう、薄々気づいてるのではないかと思ったのには理由があります。侮辱罪の厳罰化の話がでてから、そういう人たちの中にも言動に変化が見られる人も出てきたからです。自分もひっかかるのではないかと思っているから変わったのではないでしょうか。
 ただ、冒頭の某氏に関しては全然変化はなく、心配になってしまいます。
 いや、すごく小さな辛気くさい原稿になってしまいましたが、さすがにミシュランラーメンの人が猫に噛まれた話とか絶対に書くの無理! 編集氏も俺にそんなこと聞かないで! これで勘弁して!

(隔週金曜連載)

from :WIkimedia 作:DTR Scale of jastis2.svg (Public Domain)

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