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サブカルチャー

第一章ももう終わりです:杉作J太郎「美しさ勉強講座」連載17

2016.02.26(金)


軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!
杉作J太郎先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

17時限目・第一章ももう終わりです

「口惜しさ」というのがある。

「悔しさ」とも書くね。平仮名で書けば「くやしさ」だ。

 思うようにならなかったとき。

 頑張っても報われなかったとき。

 一方、うまく行ってるやつがいて。

 幸せそうなやつがいて。

 自分は不幸せで。

 いろんな問題が発生したり巻き込まれたり。

 病気になったり、貧しかったり、事故を起こしたり。

 信じていた誰かに裏切られたり。

 みじめで。

 悲しくて。

 腹が立って。

 悔しい。

 口惜しい。

 くやしい。

 そういうときがある、俺の仲間たちに宛てて俺はいま、この文章を書いているわけなんだね。

もしへんなあだ名をつけられた場合

 ともだちが、同期の人間が、後輩が、いやなやつが、くだらないやつが、うまく行って、金持ちになって。まあ、そういうやつに限って自慢するんだね。自慢したくて頑張ってる奴なんてのもいるぐらいだからね。

 それを飲み込んで乗り越えて、涼しい顔をして、奴は奴、俺は俺、そんなふうに生きていけるものだろうか、と。

「おめでとう、よかったじゃないか」

 と言わなければならないときもあるだろう。

 自分は左遷されて閑職に回される送迎会で、同時に自分の後釜に座る後輩に、

「おめでとう、しっかりやれよ」

 そう言ったら、

「あなたのようになりたくないですからね、言われなくてもしっかりやりますよ」

 そう言われたらどうするのだ、という話なんだね。

 もっと簡単な例だと、自分の知らないうちに「金玉のシワ」みたいなあだながつけられていて、自分だけパーティに呼んでもらえなかった。俺も行きたかったな、と比較的仲のいい友達に言ったら「お前、金玉みたいな匂いがしてくさいから」と笑われたら。

 それでもぶち切れたらいけないんだね。

 そんなことはいくらでもあるんだ。

 でも慣れることでもないし、ショックは大きい。

 家の中で物を投げつけたりすることはあったかもしれない。壁を殴ったりしたかもしれない。歯を喰いしばってガマンしたら口から血が出たりしたかもしれない。

 歯を喰いしばって、腹の底のあたりにぐっと力を入れて、その悔しさを腹立ちを怒りを飲み込まなければならないわけだね。

 乗り越えて、飲み込んで、噛み砕いて、捨ててしまうしかないんだね。

 ここで必要なのは自分をコントロールする力なんだな。

 第一章はここまで。

 つまり。第二章ではあばれたり、じたばたしたり、ぶち切れたり、罵ったり、わめいたりするのではなくて。美しく生きる方法、手段を考えていこうと、そういうわけなんだね。


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(つづく)

<隔週金曜連載>

【杉作J太郎:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろう  
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。

おすすめ本:「ボンクラ映画魂(完全版)燃える男優列伝」(杉作J太郎(徳間書店)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13815632/

おすすめ本:宇宙刑事ダイナミックガイドブック(杉作J太郎・編)(徳間書店ハイパームック)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13082203/

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