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伴直弥『処女監禁』のつづき:杉作J太郎「美しさ勉強講座」連載15

2016.01.29(金)


軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!

杉作J太郎先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

15時限目・伴直弥『処女監禁』のつづき

>>前回より

 変身能力を与えられなかった伴直弥が見せたエア弓矢。これは悲しかったね。

 ぶざまとか、みっともないとか、そういうのでもない。悲しかった。

 人間やはりね、思ったようにはならない。

 ましてや恋愛。

 人が人を好きになる気持ちなんて強要するものでもないし、脅迫して手に入るものでもない。だめならだめで次に行くしかない。人生は一度しかないし思ったよりも短いのでね。

 それを伴直弥は。

 伴直弥、伴直弥って言ってると伴直弥その人がなにかしたみたいだけど、役ですよ。役。演じた役の話だから。伴直弥はそこで女にも執着したし、その女が恋した男にも怒りを燃やした。

 思うようにはならないんだからあきらめろというんではなくてだね、なんかほかにすることはないのかということなんだよ。

 たいせつなことだからもう一度書くけども。

 人生は一度しかないんだから。おまけに案外、短いんでね。なんかほかにすることがあるだろうということなんだよ。

 変身できないのはわかった。みんなそうだよ。

 好きになった女がなにがしかのことが原因で逃げていった。ま、ほとんどの場合、逃げられる理由はあるんだがそこにはなかなか気がまわらないんだね。

 ここで伴直弥は強硬策に出た。

 逃げようとする女を誘拐、監禁して犯すんだね。

 これがタイトルの『処女監禁』ということになるんだ。つまり処女を監禁したのではなくて、初めての監禁、という意味の処女監禁なんだね。ハービー・ハンコックの『処女航海』と同じニュアンスです。

 とか書いたけどハービー・ハンコックは処女が航海する、つまり少女艦長が船を出すという、昨今のアニメ的な意味で曲を作ったのかもしれないからね。そこは断言するわけにはいかないところだった。

 ともかく、伴直弥は絶対にやってはいけないことをやってしまったんだね。

 そこなんだ。

 美しく生きようという気持ちがないんだな、そこには。

 美しく生きようという気持ちが少しでもあれば伴直弥は処女監禁しなかったはずなんだな。

 ま、くれぐれも伴直弥さんが演じてた役、だから。たのむぜ。

(つづく)

<隔週金曜連載>

【杉作J太郎:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろう  
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。

おすすめ本:宇宙刑事ダイナミックガイドブック(杉作J太郎・編)(徳間書店ハイパームック)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13082203/

おすすめ本:東映スピード・アクション浪漫アルバム (杉作J太郎、 植地毅)(徳間書店)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13334829/

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