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『STAR WARS』最高!:ロマン優光連載47

2015.12.25(金)


ロマン優光のさよなら、くまさん

連載第47回 『STAR WARS』最高!

 見てきましたよ!『STAR WARS 7 /フォースの覚醒』。劇場でSTAR WARSシリーズを見るのは約30年ぶりです。面白かったです!(終)

 で、終わりにしたいところなのですが、編集氏が「ふざけんな…」と手を怒りでプルプル震わせている光景が目に浮かんできたので、もう少し書いていくことにしますね。 いや、ほんとこういう単純明解で面白い映画と言うのは逆に面白いしか言えないし、まだまだ見ていない人が多い中でネタバレになるようなことも書けないんで難しいですよね…。
 今回一番びっくりしたのは撃たれたストーム・トルーパーから血が出たところ。あの人たちって、なんかみんな同じ装備でロボットみたいな見た目だから人間味を今まで感じたことないから「え、中の人いるやん…」と凄く衝撃的でした。今回、メット脱いで顔だしちゃう人とか、女の人までいたし。惑星を襲って誘拐してきた子供をストーム・トルーパーとして教育しているみたいで、あの中の人たちって気の毒な生い立ちなんですね…。 ファースト・オーダーの暴虐に耐えかねて脱走した人が、かっての同僚をガンガン撃ってるのを見て「いや、みんな同じ不幸を背負わされた仲間なんだから、少しは葛藤しようよ…」と思ったのは秘密です。
 今回のダーク・ヒーロー的役回りかと思われるカイロ・レンも良かったですね。ダース・ベイダーに憧れてるの丸出しの格好してるんですがすぐヘルメットとっちゃうしコスプレに気合いが感じられません。とにかく気にくわないことがあるとヒステリーを起こしてライトセイバーを振り回して物に当たり散らします。なんか暗がりでおじいちゃんの形見見ながら一人でブツブツ言ってるのも怖いです。私はこんな「気にくわないことがあったからといって、会社の備品をバットで破壊して回ったり、暗い部屋でおじいちゃんの位牌を眺めながら独り言を言うメンタルの弱いヒステリックな若者」みたいな人とは一緒に仕事をしたくないと思いました。でも、そんな線の細い小物感が彼の魅力なのです。
 ハン・ソロとチューバッカが登場した時は本当に胸が高鳴りましたね! が、同時に「松崎しげるの声でヒャッハーとかいうハン・ソロ」という文言が脳裏から離れず苦しい思いを。そう、松崎しげるかハン・ソロの吹き替えやったのなんて一回じゃないですか。それを未だに鬼の首でもとったかのように「松崎しげるの声でヒャッハーとかいうハン・ソロ」みたいなことを書き続ける人たちがいます。そう、私がこの30年間で『STAR WARS』に関する事柄て一番文章で読んだのが「松崎しげる(略)」なのです。おかげで、私はハン・ソロを見る度にそんなどうでもいいことを思い出してしまう悲しい体質になってしまったのです。思いたくないのに思ってしまう。本当に苦しいのです。だから絶対にやめてほしい! 許さない! それはさておき、やっぱ、ハン・ソロはジジィになってもかっこいいですね。チューバッカは全然年齢を感じさせませんでしたけど。レイア姫もすっかりお婆さんになってましたが、彼女の場合は4から6の間に凄くおばさん臭くなってた方が印象に残ってます。面白かったのがレイアがハン・ソロに言った「あなたはデススター攻略以外活躍してないじゃない」的な台詞。まあ、確かに。あの人、結構長い間固まったりしてたしねえ…。

以降ネタバレ注意

 ここで私はみなさんに悲しいお知らせをしなければなりません。ネタバレになってしまうかもしれませんから覚悟して読んでください。

「今回、イウォーク族は登場しません。」

 みなさん、ショックですよね。あの可愛くて勇敢なイウォーク族が登場しないなんて! あの愛くるしい子熊のような戦士たちに会えなくて僕は悲しい。ちなみに私が最初に映画館で泣いたのは『エピソード6 ジェダイの帰還(当時は復讐)』をリアルタイムで映画館でみた時でした。可愛いイウォークたちが帝国の攻撃で倒れてしまうシーンを見た時に「かわいそう。あんな可愛い子たちになんてことを…」と思って悲しくなったからです。でも、私は諦めていません。この新しい3部作の間にイウォークたちが登場することを。エピソード1、2、3はイウォークがでないから見ません。誰ですか? 『イウォーク・アドベンチャー』でも見てろとか言ってる人は! 『イウォーク・アドベンチャー』の新作あるなら、絶対見てやるかんな!
 まったく『フォースの覚醒』の魅力を伝えてないように気がして恐縮しているのですが、フィンとレイの若い二人の初々さとか、二人を見守るハン・ソロの渋さとか、活劇以外でも凄く楽しめる作品だと思います。それはともかくエピソード8にイウォーク出ないかなあ…。

<隔週金曜連載>

【ロマン優光:プロフィール】

ろまんゆうこう…ロマンポルシェ。のディレイ担当。「プンクボイ」名義で、ハードコア活動も行っており、『蠅の王、ソドムの市、その他全て』(Less Than TV)が絶賛発売中。代表的な著書として、『日本人の99.9%はバカ』(コアマガジン刊)『音楽家残酷物語』(ひよこ書房刊)などがある。少女閣下のインターナショナルの里咲りさに夢中らしい。

おすすめ書籍:「日本人の99.9%はバカ」/ロマン優光(コア新書)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13104590/

おすすめCD:『蠅の王、ソドムの市、その他全て』/PUNKUBOI(Less Than TV)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13292302/

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http://mensbucchi.com/rensai-bn/20160322204147 (コピペして検索窓に)


 


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