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サブカルチャー

弱点は隠さなきゃいけない:杉作J太郎「美しさ勉強講座」連載4

2015.08.28(金)


軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!

杉作J太郎先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

4時限目・弱点は隠さなきゃいけない

 前回の続きでいくとね、人間に限らず動物、おそらくこれは自然界の植物なんかもそうだと思うんだけどね、やはりどこが弱点なのかっていうのはわからないようにしてあるんだね。
 それがやっぱりこの生き残っていくっていうか、狩られずに済む、ま、秘訣ってことなんだね。
 で、結局、弱点を隠して狩られないものだけが今日まで残ってきているっていうことだから。
 本当は弱点がもっとはっきりオモテに出ているようなものとか、弱点をオモテに出すようなひと、動物もいたわけですね。 「ぼくはここを押されたら死んでしまいますよ」みたいな。
「ぼくはここをこういうふうにされたら、もう終わりなんです」っていうような種族はね、今日まで生き延びてきていないんだね。
 ま、今日までって言っても地球が誕生して、命が誕生してこれが長いと考えていいのか短いと考えていいのか、ともかく、若干、短くはない。若干というか短くはないのでね、ま、この長い季節、時代を経てなんか残ってきてるからには、ま、それはそれなりのね、それなりのってことない。弱点を隠して残ってきているわけ。
 で、結局、我々のなかにはそういうような気持ちが備わっているんだね。「弱点は隠さなきゃいけない」と。「ひとに弱味は見せてはいけない」と。

 ちょっと前回の話と重複するかもしれないけど、猫なんかでもそうなんだよね。病気になっても全然アピールしないんだね。たとえばそういうことで動物病院とか連れて行くと「大変な病気ですよ」なんて言って。でも全然しんどそうにしない。
 昔からよく言うけど、動物なんていうのは弱味を見せずに象の墓場なんて言葉があるけど、死ぬときはひっそりと誰の目にもつかないところで死んでいくんだね。だから困ってるところを見られたくない。
 たとえばそれは人間なんかでも転んだり、足を打ったり、痛いのに笑うひといる。「いたー!」とかね「ぎゃー!」って顔するのはたいていプロレスラーだけ。もしくは子ども。親と一緒に買い物に来て、たいてい泣いてる子どもは物を買ってほしいんだね。
 それで親が「買ってあげない」とか「それダメだ」って、言われた瞬間にさっきまで一緒にスーパーマーケットに来てたのしかったはずの子どもが、急にもう「うわー!」みたいなね、「もう買ってくれなきゃ死んじゃう死んじゃう!」みたいなね。
 じゃ、その「買ってくれなきゃ死んじゃう」っていうのが本当に事実なら買わなきゃ死ぬってことは、それがなかったら死ぬっていうか弱点なんだけど、そんなね、オモテに出して泣いたりわめいたりするわけないのでね、ま、たいていああいうのは子どもは買ってほしいために猿芝居をしてるわけだね。

 で、その猿芝居と同じような猿芝居っていうのがやはりこの性交時における女性のね、悶え。
 よくね、ビデオなんか見てると女が「ああー、ああーん」って悶えてるけどね、現実にはね「ぼくの彼女あんなに悶えませんよ」って、言うけどね、それはそうなんだよ。
 それが現実なんだから。お前は気が狂ってるのかって思うのは、AVのほうが言っておきますけど、フィクションですよ。 「現実の彼女あんなに全然、悶えないんだよね」って、そりゃそうだよ。それが現実だから。ま、ちょっと話が長くなりそうだけど、ちょっとしておくとね、そこで本当に勘違いするバカがいるんだね。
 フィクションのほうに合わせて擦り寄っていくバカがいる。だから「俺は下手なのかもしれない」とかね。それで悶える彼女と出会ったりとかね、すごいいやらしい彼女とかと出会うとね、喜びまくるバカがいるんだよ。
「やったー! ついに俺はちゃんとあえぐ女と出会った!」って。100%騙されてます。ご愁傷様でしたっていう。
 そういういやらしい女とか工口い女に「出会いました!」って、俺に報告して次に2、3ヶ月後に会ったあとにその女性と続いてる男というのは、ま、だいたい1割だね。で、その1割は女がほかに男がいることに気がついてないだけというね。

 ま、お粗末な一席だったな、今回は。

【杉作J太郎:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろう  
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。

おすすめ本:宇宙刑事ダイナミックガイドブック(杉作J太郎・編)(徳間書店ハイパームック)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13082203/

おすすめ本:Jさん&豪さんの世相を斬る!(青春愛欲編) @ロフトプラスワン(ロフトブックス)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13065081/

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