. 最強すぎる?「神田うの」という生き方: ドラァグクイーン・エスムラルダ連載53 - ブッチNEWS(ブッチニュース)

エンタメ・サブカル・生活情報のニュースサイト

ブッチNEWS

PC表示はこちら 連載バックナンバーは(外部)






[PR]
コロナの不安や不満、心配ごと解消から対策までいろいろわかる BUNKAタブーkobo版コロナまとめ本はこちら(楽天KOBO)


サブカルチャー

最強すぎる?「神田うの」という生き方: ドラァグクイーン・エスムラルダ連載53

2015.06.03(水)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第53回 最強すぎる?「神田うの」という生き方

 神田うのが、娘を託していたベビーシッターに、合計約3,000万円相当の高級ブランドバッグ等を盗まれていた、というニュース。みなさんご存知かしら。
 うのはシッターを4人雇っており(シフト制)、犯人は一番古株の、60歳の女性。この女性には5月14日、執行猶予なし懲役2年4か月の実刑判決が下されたとのこと(現在控訴中)。盗んだ品は、「発達障害のある息子に洋服を買うため、リサイクルショップで現金化した」らしいわ。

 おそらくみなさんの予想通り、このニュースにより、「シッターを4人も雇っておいて、偉そうに子育てを語るな」とか「シッターへの待遇が悪かったんじゃないか」とか「どうでもいい」とか、うのの方がバッシングを受けているみたい。「事件の被害者やその家族が、なぜかバッシングを受ける」というのはよくある話だし、確かにうのにとって3,000万円ははした金だろうけど、ここまで同情されないと、ちょっとかわいそう。
 しかも記事に書かれていることが事実なら、「他のシッターに罪を着せようとしていた」とか「捜査の手が及びそうになったとたん、退職した」とか、この犯人、かなり悪質よ。本人が60歳ってことは、息子は30歳くらいにはなっているだろうし、盗みを働いていい理由にはならないわね……。

 さて、このところ、「神田うの」という存在をすっかり忘れていたアタシ(2年半ほど前、額に異物が入った?うのの写真がツイッターで回ってきた時、一瞬だけ思い出した)。今回、生まれて初めてうのについて調べ、うのについて考えてみたんだけど……。こんなに素晴らしい人だったなんて、今まで知らずにいたわ。

 まず、名前の由来。アタシはイタリア語の「1」=「uno」だと勝手に思っていたんだけど、実は持統天皇の幼名「鵜野讃良皇女(うののさららのひめみこ)」からきていて、幼い頃は両親や祖母から「ヒメ」と呼ばれていたんですって(「ひめみこ」→「ヒメ」。以上、wiki情報)。呼び名がヒメ……。というか、なぜに持統天皇の幼名?

 そしてうの、商才もハンパない。何でも確実に金に換えるあの能力、見習いたいわ! 何だかんだ言われつつ商売として成り立っているということは、それだけ買っている人がいるってことだろうし。ネットで「センスが悪い」と言われているデザインドレスも、ドラァグクイーンの衣裳みたいで、アタシ、意外と嫌いじゃない……。
 あと、過去にうののブランドのウェディングドレスを着た有名人が、加藤茶の妻、伊東美咲、木下優樹菜、ほしのあきと、なんとなく結婚を祝福してもらえなかった人ばかりなのも素敵。ここに紗栄子あたりが加われば完璧な布陣だけど、うのとキャラや目指す方向が近すぎて、かえってダメか(何が?)。

 さらに、「捨てます? 自分の母親。たかだか1,000万で」とか「5万円なんて夕食代にもならない」とか「(リストラ間際で嫌がらせをされている会社員に対して)嫌なら辞めればいいじゃん」とか、「お前は平成のマリー・アントワネットかッ」と突っ込みたくなるような迷言を、テレビやブログで連発。これはもう、反応した方が負けよね。
 ちなみにうの、8年ほど前に、映画『マリー・アントワネット』公開記念イベントに出たこともあるらしいわ。うのとアントワネット、やっぱり親和性高いのね……(アントワネット本人やアントワネットファンには怒られそうだけど)。

 ってアタシ、調べれば調べるほど、不覚にもうのに興味が湧いてきたわ……。おそらく今、誰もうのに庶民感覚なんて求めていないはずなので、これからもどんどん人々の神経を逆なでしてほしいわ! そしてその商才(もしくはお金)、少しアタシに分けて!

【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。

twitter:@esmralda001

エスムラルダ

連載バックナンバー(最新10件)はこちら →
http://u999u.info/lt6q
(コピペして検索窓に)

オススメ書籍:ミセスUno・神田うの(ベストセラーズ)
http://books.rakuten.co.jp/rb/6230088/


 


スポンサーリンク



Powered by Vivvo CMS v4.6