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顔に似合わないど根性の持ち主? 有村架純:“ドラァグクイーン”エスムラルダ連載51

2015.05.20(水)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第51回 顔に似合わないど根性の持ち主? 有村架純

 朝ドラ「あまちゃん」で、若き日の小泉今日子(天野春子)を演じ、知名度急上昇。以後、数々の映画やドラマに出演し、今月頭に公開された主演映画「ビリギャル」が、早くも動員120万人を突破と、なんだか最近、やたら好調な有村架純。
 ちなみに、アタシが初めて架純を認識したのは、2010年のドラマ「ハガネの女」。吉瀬美智子演じるハガネの、元教え子を演じていて、「あら、かわいらしい女の子が出てるわ」と思ったのを、今でもよく覚えているわ。「架純」という名前も、響きはかわいいけど、漢字がちょっと変わっていて、印象的だったわね。
 その後も架純は、アタシが好きなドラマにちょくちょく出演。ただ、「SPEC」では竜雷太演じる野々村係長の愛人役、「11人もいる!」では11人兄弟の二人目(長女)と、割と地味で控えめな出方だったわ。で、アタシ、「せっかくかわいいのに、あまりパッとしないわね……」とか思っていたんだけど(余計なお世話)、2012年夏、ついに架純が連ドラの準主役に!

 でもね……。それが大変な作品だったの!

 架純の初準主役ドラマは、「ぼくの夏休み」。東海テレビ制作の昼ドラだったわ。
 この作品、当初は「典型的な現代っ子の小学生男子が、身体の弱い妹と共に戦時中の日本へタイムスリップし、必死に生きていく話」と紹介されていたの。夏休み中の放送だったし、「これはきっと、『タイムスリップした子どもたちが苦労しながらも、命やモノのありがたさを知り、成長していく』という、(ありがちだけど)アタシ好みのストーリーに違いない」と期待しながら観始めたんだけど……。主人公は気軽にモノや食べ物を盗むわ、わずか9歳の妹が女郎部屋に売られるわ、暴力シーンやセックスシーンは出てくるわ、とても夏休み中の子どもには見せられない要素がてんこもり。
 しかも子役が活躍する「第一部」のラストで、主要人物のほとんどが空襲により死亡。兄妹は現代に帰りそこね、生き別れになり、そのまま8年経った、という設定で「第二部」が始まったの。
 で、架純は17歳になった妹を演じていたんだけど……。この第二部が、第一部をはるかに上回る超絶展開だったわ。妹が金銭苦からパンパンになり、米軍兵士に処女を奪われたり、生き別れていた兄と妹が、互いに気づかず恋心を抱いたり。完全に、ただのドロドロ昼ドラと化していて、第一部で張られていた伏線とか、タイムスリップした意味とか、タイムパラドックスとか、完全無視。一から十まで、「ぼくの夏休み」なんてライトな一言ですませちゃいけない内容だったわ……。

 とまあ、3年も前の昼ドラについて熱く語りすぎちゃったけど、正直言ってアタシ、こんな歴史的迷作で準主役(しかも結構な汚れ役)を務めてしまった以上、架純はずっとB級女優扱いされちまうんじゃないかと、ひそかに心配していたの(やっぱり余計なお世話)。なので、「あまちゃん」以降、にわかに架純の存在がクローズアップされるようになって、他人事ながら、ホッとしているわ。
 最近の騒がれ方には、ちょっとゴリ押し感がある(いちいち「能年玲奈や橋本愛を抜き去って、大ブレイク」みたいな言い方をされるのも気になるところ)ものの、架純の体当たりっぷりや、役を選んでいるんだか選んでいないんだか、よくわからない感じ(ドラマでは相変わらず、目立ちすぎない二番手、三番手のポジションをキープ)、嫌いじゃないわ……。
 先日、「ドラマ『ようこそ、わが家へ』で、架純が男とベッドで寝ている写真が!」とか騒がれていたけど、19歳でパンパン役を演った架純にとっては、そんなの、屁でもないはず。これからも顔に似合わないど根性(?)を発揮して、頑張ってちょうだい!

【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。

twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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