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悪意と嫌がらせに満ちていた「FNSうたの夏まつり2014」:“ホラー系ドラァグクイーン”エスムラルダ連載12

2014.08.20(水)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第12回:悪意と嫌がらせに満ちていた「FNSうたの夏まつり2014」

 先週放送された「FNSうたの夏まつり2014」(フジテレビ)、みなさんはご覧になったかしら?
 アタシ、普段は紅白以外の長時間の音楽番組ってほとんど観ないんだけど(レコ大すら、ここ数年まったく観てない)、「FNS歌謡祭」と「FNSうたの夏まつり」は別。常に違和感というか、不穏な空気が流れている感じがあって、目が離せないのよね……。

 その違和感(「なんかこの番組、変」的な)を醸し出す大きな要因となっているのが、草彅剛の司会。草彅くん、一応役者としても頑張っているのに、そして「FNS歌謡祭」の司会をやるようになって約10年経つのに、安定の棒読みっぷり。あのアンドロイドのような感情のこもらなさは、子どもが聞いたら泣きだすレベルじゃないかしら……。

 ていうかアタシ、「FNS歌謡祭&うたの夏まつり」のスタッフって、相当意地が悪いんじゃないかと思っているの。草彅くんの司会を放置しているのもそうだし、黒木瞳にあえて歌を歌わせ、一生懸命築いてきた「上品できれいな奥さん」イメージを台無しにしたり、音響トラブルと見せかけて(?)、嵐の歌唱力を晒し上げたり……。

 今回もその意地悪さはいかんなく発揮されていて、55歳の森昌子にセーラー服を着せてみたり(見ちゃいけないものを見てしまった感)、やはり55歳の榊原郁恵にアイドル風の衣装を着せてみたり(こちらは、まだ少し似合ってた)、槇原敬之と前田亘輝に、なぜかゲイ人気の高いユーミンの「真夏の夜の夢」をデュエットさせてみたり(ユーミン本人は出演してないのに)と、やりたい放題。

 中でも突出していたのが、小室哲哉に対する嫌がらせ。
 今回小室さんは、計8曲に参加(最多出演だったらしいわ)していたんだけど、氣志團と一緒に学ランを着せられようと、「Feel Like dance」のマークのパートを歌わされようと、終始「僕、今、お金必要なので、仕方なくやってます」と言わんばかりの表情で、淡々と役割をこなしていたわ……。

 そして極めつけが、華原朋美とのコラボによる「恋しさと切なさと心強さと」。ばっちりメイクと髪型をきめ、晴れやかなドヤ顔で、生気のない小室さんを見つめながら「見つめていたいよ」と高らかに歌い上げる朋ちゃん。なんかもう、サイコサスペンス映画の1シーンを観るかのようだったわ……。
 そういえば、前回のFNS歌謡祭では、朋ちゃんが小室さんに握手を求めるという嫌がらせがあったし、FNSったら、小室さんに何か恨みでもあるのかしら。

 他にも、和田アキ子とJUJUの噛みあわなさっぷりとか、ドラマ「若者たち」出演者チームの悪乗りっぷりとか、やたら動きが激しい女性バイオリニスト陣(宮本笑里と石川綾子)とか、見どころ満載だった、今回の「うたの夏まつり」。年末の歌謡祭ではどんな悪意と嫌がらせが見られるのか、今から楽しみだわ!

【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。
twitter:@esmralda001

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