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社会・経済

社会の縮図、貧困が蝕みデフレを起こす「あの業界」がわかる本とは?

2016.06.24(金)


図解書でものすごくわかりやすい!

 日本の貧困現場などを取材し続けているノンフィクション作家、中村淳彦氏が2016年4月に刊行した書籍「図解 日本の性風俗」(発売元:メディアックス 本体1500円+税)が、風俗業界を取り扱った本のなかでも従来にない非常にわかりやすい作りのため、紹介したい。著者の取材の「個性」や「濃さ」は定評があるのだが、それゆえにプラスにもマイナスにも捉えられるため、なかには苦手で避けてきた人もいるはずだ。しかしこの本は概ねルポルタージュではなく、業界の「仕組みと現状」を図表・イラストメインで簡潔に構成をしていること、また数ページでワンテーマが完結することからあっさりとまとまっており、従来のルポルタージュ書よりもとっつきやすい。まるでパワーポイントでのプレゼンを見ているような気持ちで読み進められるが、かといって薄いわけではなく特濃な情報が得られる一冊なのだ。
 いったい世の中において、「風俗業」という世界にどれだけの人たちが関わって、何店舗あって、何をやっているのか。職種は、その問題点は。貧困事情は。そして国内一部にいる韓国系業者の闇の部分や、広告におけるアングラの影など、あえて業界関係者が知っていても本ではあまり記されることのなかった部分まで触れられているのも画期的。
 このような職種にたまたま従事している人が読んでも「この仕事は業界内ではどういうポジションなのか?」がはっきりと理解できるし、また日本という国の問題点までもが見えてくる。なぜなら政治・経済と女性がこの産業に関わる理由はかなり密接に影響しているからに他ならないからだが、この世界に少しでも興味がある人には、現状を知るためにも手にとって読んでみていいのではないか。

(文・編集部I)

おすすめ書籍:図解日本の性風俗/中村淳彦(メディアックス)
http://books.rakuten.co.jp/rb/14135977/

 


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