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社会・経済

ついにでたパチンコ版権詐欺 それでもビッグタイトルが欲しい懐事情とは!?

2015.04.12(日)


2億円強だまし取られた担当者の心中は!?

「金色(こんじき)のガッシュ!!」のキャラクター使用許諾料名目で2億1000万円をパチンコ台製造会社からだまし取ったとして、4月8日にキャラクターライセンス企画会社元会長ら3人が逮捕された。無関係の別人を原作者のように同席させたり、ニセの同意書を作ったりしていたが、一向に制作がすすまないパチンコ会社が作者に確認し虚偽が判明したという。他にも、「ジョジョの奇妙な冒険」「スラムダンク」といった有名どころの作品が、他社で同一手口にあっているとし、警視庁捜査2課は捜査を進めている。

 あまり知られていないがパチンコ台は巨額ライセンス料が入るため、ここ十数年キャラクタービジネスの主戦場となってきた。「新世紀エヴァンゲリオン」のように、アニメでは一段落していた作品がパチンコで息を吹き返した成功例もある。そのため街にはキャラクターパチンコ台が並び、商品化権を許諾している会社には名だたる超大手企業の名前が並ぶ。

 業界関係者はかつてのキャラクターバブル期を告白する。
「一時期はキャラの青田買いが激しく、零細出版社のわずか数千部の誰も知らないマンガにさえ話が来ていた。が、権利だけ押さえこんで台は出ないことが多い。テレビ番組や芸能人、アニメのようにコンテンツが強ければ売り込む人もいたが、中小では札びら振り回されてもお蔵入りを恐れて敬遠していた」(キャラクタービジネス関係者)

 このようにかつてパチンコ台はどんなキャラクターでも、何でも良かった、権利押さえまくりの時代があったようだ。しかし世の中は変わった。それはパチンコ市場の長期低迷。メーカーサイドも適当なキャラクターではなく、ビッグタイトルを集めざるを得なくなったのだ。そこにつけ込んだ詐欺師の臭覚は、犯罪とはいえかなりのもの…。

 しかし、有名作であれば通常は作者のみならず、出版社や各種アニメ権利者による委員会が間に立ちそうなもの。コーディネーターにころっと騙されてしまう、パチンコ台製造会社にも脇の甘さが目立つところだ。つい2億円払ってしまった担当者の心中はいかに…。

(文/楠尾 袋) 写真: Vanich Chimchart/123RF 


 


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