. マスコミに今後蔓延しそうな「ソチ五輪休暇」とは - ブッチNEWS(ブッチニュース)

エンタメ・サブカル・生活情報のニュースサイト

ブッチNEWS

PC表示はこちら 連載バックナンバーは(外部)






[PR]
コロナの不安や不満、心配ごと解消から対策までいろいろわかる BUNKAタブーkobo版コロナまとめ本はこちら(楽天KOBO)


社会・経済

マスコミに今後蔓延しそうな「ソチ五輪休暇」とは

2014.02.19(水)


五輪でお休み!? の部署も

 冬季五輪が盛り上がる中、マスコミの一部でこんな声がある。

 ある報道社では「この機会(五輪期間中)に有給休暇を消費しろ」という上層部からの指示が、スポーツ部署以外の全てに出ているというのだ。また、別の会社でも「家でテレビでも見ていろ」と上司に言われたという話も聞かれる。もちろん、雪で帰れなくなるせいもあって言ったのかもしれないが「ソチ五輪自体による影響」も色濃いという。

 これにはわかりやすい理由がある。ソチ五輪期間中、五輪関係が多くの報道を占めるために「通常の報道枠」はかなり控えられる。そのため「今取材を進めてもすぐ掲載・放映できないから…」ということでのこの一部休暇なのだが、ソチ休暇によって今回の大雪報道が弱くなったのであればとんだ大迷惑だ。

 テレビニュースでも一部には「休日体制」と思わしき状況が見られる。休日体制とは、いわゆる「微笑ましいニュース」や「日付によって必ずおきる出来事(祭りなど)」予め尺が取れることがわかっている素材で大半の時間を埋めるもの。今回は大雪のほか、バリのダイビング事故など報道すべき大事件は起こっている。しかし五輪やメダルの話題がメインのため、メジャーないくつかの事件は報道されるものの、普段している他の報道(特に殺人・裁判など)はカットされるか薄い内容に終始するのだ。

 一般大衆の多くが、ドラマ性のあるソチオリンピックに興味が向かっているのも事実。またマスコミの人が模範的に休みを取るのは悪くない。だが国民の知る権利は奪われているのではないか。しかし一方、それでビジネスとして困っている人もいる。

「この時期に何をやっても、(枠がないし、取材に来る人も減るので)取り上げられることはないんだ…」と、マスコミを呼び寄せ企業イベントを行う広報マン。「五輪に引っ掛けられるネタを今考えたところでもう遅いしね…」(同広報)と頭を抱える。

 また、マスコミではないが、マスコミ人が多く集まる歌舞伎町の某飲食店でも「五輪やワールドカップが始まるといつも客足が悪くなる」(店長)という。国際的なスポーツイベントは深夜に行われることが多いため、多くの人が早く帰って家でテレビを見るからだ。残業すらしないため、お店には寄らなくなる。「早く24日を過ぎてくれれば…」(同店長)
 ちなみに飲食業に詳しい人によればここに限らずどの歓楽街でも、五輪中は飲み屋の客足はみんな悪くなるらしい。

 どうやら、五輪が終わることを待っている人も少なからずいるようだ。

(文・編集部I)写真:tpabma / 123RF


 


スポンサーリンク



Powered by Vivvo CMS v4.6