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社会・経済

ニートを越えるハイパー無職中年が日本で激増している件!

2013.11.30(土)


自立しない職ナシ中年ニート

 20~59歳までの人として盛りを迎えている時期に、友だちナシ、仕事ナシ、もちろん未婚…。そうやって毎日を淋しく送っている人間のことを『SNEP<Solitary Non-Employed Persons>』(スネップ)つまり孤立無業者と呼ぶらしい。

 東京大学の社会科学研究所の玄田有史教授が提唱している概念で、教授はニート研究においての第一人者。玄田教授が2011年に調べた時点では日本の総人口に対して2.5%にあたる162万人ぐらいがSNEPとして存在しているのではないかと発表。1998〜2000年ぐらいを境に、中高年になって就職を諦めた人たちが発端となって増加していったのではないかと考えられている。
 今の日本において無職になると、その瞬間から人との接触を断たれてしまう。ニートは若年層の無業者たちの貧困問題をクローズアップさせたが、SNEPは「孤立」が焦点。孤独が深まれば社会復帰はよりいっそう困難になり、「孤立」と「無職」の負のスパイラルは加速していく…。

 いっぽうで近年は首都圏を中心に『LITS<Llving Together Single>』という人たちが増えているとのデータもある。この『LITS』とは「おひとり様」とか「アラサー」などの言葉と同じく30〜40代の独身者を指し、親と同居している独身者のこと。『週間朝日』の報道によると、30~40代の男女を対象に調査で男性は39%、女性は45.5%が親と同居している独身者であるとのこと。

 もちろん首都圏出身者だけのデータだから全ての30〜40代のデータではない。が、かなりの人間が中年に差しかかっても実家から出ていないことが解る。それも親の介護という親側の深刻な問題ではなく、本人の経済的問題(家賃がかからない、食費が浮く…)だったり、実家の方が住み安いからという理由が目立つ。ここで驚くべきは実家に住んでる独身者の6割が毎日親と食事しているという。
 家族愛というものよりも、家族以外とは上手くいってないような、本人の孤独の影がちらつくのは何故だろうか…。

 確かに人間関係は面倒な部分もあるし疲れることが多い。「出来れば人とは付き合いたくない」という意見も聞こえてくるが、そんな人たちが失職すると「中年引きこもり」となり、家族亡き後は「孤立」していくように思えるのだ。

(文・編集部)

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