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社会・経済

ビッグデータに支配されたハリウッド映画

2013.11.10(日)


ビッグデータの解析で映画や勝利を演出

 ハリウッドでは映画の脚本にビッグデータや、それを元にしたアルゴリズムが利用されているという。
 具体的には、脚本が持ち込まれると映画会社はその脚本を解析ソフトにかけて分析していく。主人公はどの俳優か? 親友や恋人はいるか? ライバルはいるか? など、こういった要素の組み合わせで、まだ脚本しかないのに映画の興行成績が分かるという。過去の映画の内容と興行成績を比較するんだと。
 この解析ソフトがはじき出した結果が当たる率はなんと80%を超える。たとえばある脚本では主人公を演じる超有名俳優を無名の俳優に替えても、結果は変わらなかったという。映画会社にとってはハズレをなくすという意味ではありがたい話だ。でも解析された要素で映画のストーリーが出来上がってくと思うと、これからは映画を観ても素直に笑ったり泣いたりできなくなってしまうかも…。
 ちなみにこの解析ソフトには例外があって、ウィル・スミス、ブラッド・ピット、ジョニー・デップらが出演すると確実にヒットするという。

 このアルゴリズムを解析するソフトはF1のレース戦略にも使われている。
 F1ではドライバーの力量とマシンのスッペクで勝負が決まると思いきや、実はピットストップなどの戦略も同じくらい大事。何回ピットストップするか、燃料はどのくらい積むか、タイヤをどう交換するか、など多くの要素の組み合わせると何通りものレース展開が予想できる。実際にレースが始まると、ここに降雨、事故、故障などのアクシデントが起きるので、レース展開に合わせて戦略を変更していかなければならない。この分析に1秒あたり百億回という計算能力を持つ解析ソフトが、レース中でも活躍する。
 さらにすごいのはライバル車のエンジン音、ブレーキのかけ方、タイヤの状態、などからライバル車のスペック、クセ、セッティングなども色々と解析できるという。

 映画のストーリーもF1の戦略も、ビッグデータを元にしたアルゴリズムに支配されている。泣ける映画も応援するチームの勝利も、アルゴリズムが生み出したものだと考えると、どこか怖い感じがする。

(文・編集部)写真:Kentoh/123RF


 


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