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社会・経済

マスコミを支配する電通のパワー

2013.10.12(土)


東京ドームを作ったのは電通だった?

 汐留に地下5F地上48Fのビルを構える株式会社電通。テレビ局が批判の矢面に立たされることは多いが、電通はそのようなことがあまりない。電通という会社は一体どれほどの権力を持っているのだろうか。あまり語られていないが、一例としてスポーツに関するある出来事を紹介する。
 1998年に誕生した読売ジャイアンツの本拠地「東京ドーム」。結論から言うと、これは電通の提案で建てられたものだという。ご存じの通り野球には雨天中止が付きもの。だが、これは広告代理店にとって非常に都合が悪い。巨人戦にはテレビやラジオ中継だけでなく、球場そのものにも多くのスポンサーが付く。代理店としては、当初の予定どおりに日程が消化されることを見越して広告枠を売るため、かねてから最大限、日程通りに試合を消化できるドーム球場の設立が叫ばれていた。
 例えば、優勝争いで大盛り上がりの時期、観客も満員御礼間違いなし、という状況でまさかの雨天中止。しかも、振り替え日程はなんと、消化試合となる10月。このようなリスクがあってはスポンサーも大金を払うのにためらうだろう。蛇足だが、なぜ2007年から両リーグでクライマックスシリーズが導入されたか、もうおわかりだろう。「ペナントレースが無意味になる」との批判が多くありながら、毎年開催されているのには、経済的なそれなりの理由があったというわけだ。

ストライクゾーンまで変更させた権力

 さらに電通は野球のルールにまで口を出して変更させたという噂もある。2002年に「新ストライクゾーン」として、高めを広く取ることが決定したが、この裏にあったのは試合時間の短縮。ナイター中継の視聴率が下がってきた2000年代から、試合が3時間以内に終わることが理想とされてきた。これは、後番組のスポンサーやテレビ局サイドが、視聴率の低い野球中継の延長を避けたいという意向からである。
 ならばということで、試合を早く終わらせる手段として前述の「新ストライクゾーン」を導入したというのだ。この影響で試合時間は両リーグで約5分短くなるも、たった5分では焼け石に水。さらに試合時間短縮の動きが加速、2009年からは「投手は走者がいないときは15秒以内に投球せよ」という規則の厳格運用が始まった。建前はもちろん「野球規則を遵守する」ということだった。スポーツにおいてルールというのは最も尊重されるべきものである。代理店によるルール操作が本当だとすれば、プロ野球ファンは納得できないであろう。

サッカー中継が7時30分にはじまるワケ

 またテレビのサッカー中継を見ていて不思議に思うことはないだろうか? キリンカップやJリーグ、国際大会の予選など、その多くがなぜか午後7時30分にキックオフなのである。実はこれも数字にシビアな電通によるものらしい。
 キリのいい午後7時にしないのかと言うと、それはこの時間にNHK『ニュース7』があるからだ。『ニュース7』は、毎日平均で20%を獲得する高視聴率番組であるため、視聴率の分散化を嫌ってこの時間を避けているのである。ちょうどニュースを見終わった後に、チャンネルを変えれば間延びすることなくすんなりと代表戦を観戦できる。視聴者にとっても都合がいいし、代理店としてもスポンサーに効率の良い広告の提示できるという事情があったのだ。

(文・編集部)


 


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