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ノートパソコンやスマホで肌が腫れる!? …本当は怖い低温やけど

2013.10.23(水)


ノートパソコンの上に寝落ちしたら、顔じゅうに水ぶくれが!

 ノートパソコンをひざ上でずっと使い続けた場合、パソコンの放熱や無線LANの影響で精子の数が減少や損傷するなどという学説(放熱はストーニーブルック大による研究、後者はアルゼンチンの研究チーム)もあるが、体の受ける影響はそれだけではない。怖いのは「低温やけど」だ。

 昨今は特にCPUの高性能化によって発熱量が増大している。ただし排熱性能も上がっているため、CPUからの熱はほとんどファンで横か後ろから外に出る。しかし熱というのは熱くなると上に向かうため、一定量の温度を超えた場合には、ファンでは処理しきれず、本体全体から排熱される。そのため通常の机上使用であっても、キーボード上やキーボードレスト(手首のせ部)がやや高温化するケースもまま起こりえるという。
 手を浮かしたり肌が固定しないよう気を付れば問題はないものの、パソコンはネットゲームや作表など集中した作業が多く、ついノートパソコン本体をべったり触ったまま数時間姿勢すら変えない…ということも多い。放熱部へ常時接触していると…数時間たつとヒリヒリとした症状が現れはじめる。これが「低温やけど」の症状だ。もしこの状態になったとしても軽いものは十分に冷やすことで1週間以内に治るが、段階が進んだ最悪の場合、見た目のダメージが軽いつもりでもその後に悪化、肌組織が壊死する場合も。
 平成22年の消費者庁発表によれば、長野県で男性が電源の入ったノートパソコン上で4-5時間寝てしまったところ、右ほおに水ぶくれができ全治30日になったという恐ろしい実例もある。

 これらは、外部キーボードを利用したり、パソコンの排熱を下から常時補助する冷却ファンつきのアルミクーラースタンドを設置する、「ジェルノートパッド」などのノートパソコン上に貼り熱を遮るものを使うなどである程度自衛することができる。

スマートフォンは、高熱になる部分をずっと持たない

 似たような発熱をするものにスマートフォンがある。スマホは設計段階で外部へあまり排熱しない仕組みができているが、内側では電池や高性能CPU、また大画面液晶など、ほとんど発熱体といっても過言ではない部品だらけ。

 そのため、連続使用していると特定の場所だけが熱を持つということがある。同じ場所をずっと持ち続けるということはメーカーも想定していないが、熱中するアプリやSNSなどでついつい…ということもある。これもまた、「低温やけど」を誘発する可能性がある。

 スマホの熱対策はまず消費電力を減らすことで、CPUやバッテリーからの発熱減少は即効性がある。まず画面の明るさ設定を下げたり、同時起動で負荷がかかっている不要なアプリを終了させるなど、設定を見直すべきだ。特にGPSやブルートゥースなどバックグラウンドで常に情報を取得するようなものや、無駄にプリインストールされて自動起動しているキャリア系アプリで不要なものは終了を。うまく調整すれば、電池の持ちもよくなる。

 余裕があるなら、アルミを採用するか開放部を持つような、排熱を促進するスマホケースを使うことや、ノートPC用の冷却パッドを高温部に貼ることも推奨される。他、(温度の上がる)服のポケットに入れない、(バッテリーに負荷がかかりやすい)充電しながらの使用をしないなどの方法も有効だ。

 ノートパソコン・スマホのいずれにしても、まずメーカーは説明書や本体に低温やけどに関する注意事項を明記していること、「低温やけど」にならない温度で設計していることから、なかなか業者に責を問えないケースが多い。ただし、故障・初期ロットの不具合や使用環境に依存した高熱化・電池の劣化もまれにはあるので、1分も触れないなど常識的な範疇をこえる障害があるようなら、メーカーや販売店への問い合わせをしたほうがいいだろう。

(文・編集部I)

 写真:kone123 / 123RF


 


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