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浅香光代さんの逝去で思い出す壮絶なミッチ・サッチー騒動:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載342

2020.12.17(木)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

第342回 浅香光代さんの逝去で思い出す壮絶なミッチ・サッチー騒動

 訃報の多かった2020年だけど、そんな一年の終わりに飛び込んできたのが、「浅香光代さん(以下、ミッチー)死去」のニュース。
 享年92歳。膵臓がんだったものの、病名を知ることなく、痛みを感じることもなく、最後まで仕事に復帰する準備をされていたとのこと。不謹慎かもしれないけど、まさに大往生という感じだし、かなり幸せな亡くなり方だといえるかも。アタシも、できればそんな風に旅立ちたい……(ただ、身辺整理はしておきたいので、病名は教えてほしい派)。

「女剣劇スター」として、生涯舞台を中心に活躍されていたミッチー。アタシを含め、おそらくミッチーの舞台を観たことがないであろう40代~50代くらいの人が、それでもミッチーの顔や名前を知っているのは、ひとえに「ミッチー・サッチー騒動」のせいよね。

 もう20年も前のことなので、若い人はご存じないと思うけど、ミッチー・サッチー騒動というのは、ミッチーと、2017年に亡くなられた野村沙知代さん(サッチー)との間で繰り広げられた壮絶なバトル。
 ことの起こりは、1999年に、あるラジオ番組に出演したミッチーが、前年に舞台で共演したサッチーの態度について「引っ叩いてやりたい」「挨拶もろくにできない」「あたしゃ許さないよ!」と発言(ミッチー側の言い分によると、自分から舞台に出たいと言ったくせに、サッチーの態度は相当ひどかったみたい)。その発言にメディアが飛びつき、あおり、ついにはミッチーによる、サッチーの経歴詐称告発にまで進展。
 ちなみに、経歴詐称は証拠不十分で不起訴となったものの、サッチーはその後、2001年に脱税で逮捕。一方ミッチーは2004年に、サッチーに対する名誉棄損で、110万円の支払い命令を受けているわ。

 まあ、結局は熟女二人のケンカにすぎないんだけど、それが日本中を熱狂させる(?)騒動にまでなったのは、ミッチー・サッチーのパワーとキャラが強すぎたせいよね。(特にサッチーの)周りの人たちは、いろいろ大変だっただろうけど、今後、ああいうタイプの熟女はなかなか現れないかも……と思うと、ちょっとさびしい気もするわ。

 そして、ミッチーやサッチー、サッチーの夫の野村克也監督、にわかに参戦し、サッチーを口撃した十勝花子さんなど、騒動の主な関係者全員が鬼籍に入られたことに、何か時代の節目のようなものを感じるし(そこまでか?)、「怒るも笑うも憎むも愛するも、すべては生きていればこそなんだなあ」なんて思ったり。諸行無常ね……。

<水曜連載>(今回木曜更新)

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【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著) 
twitter:@esmralda001

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