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芸能・エンタメ

こんな時代だからこそ石原軍団の美学を!:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載325

2020.08.20(木)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第325回 こんな時代だからこそ石原軍団の美学を!

山本寛斎さん、弘田三枝子さんと、70代半ばの素敵な先輩方が相次いで亡くなった7月後半。そして8月10日には、78歳の渡哲也さんが肺炎でお亡くなりに。ほんの少し前に、「渡さんが相談取締役を務める石原プロモーションが、来年1月に事実上解散」というニュースを聞いたばかりだったので、ちょっとびっくりしたわ。渡さん、「自分が死んだら、すぐに石原プロをたたむように」という石原裕次郎さんの遺言を常に気にかけていたそうだけど、亡くなる直前に解散を決定したのは、何か「予感」めいたものがあったのかしら。

なんて知ったようなことを言いつつ、実はアタシ、石原プロにそれほど強い思い入れはないの。『太陽にほえろ!』や『西部警察』は、機会がなくて観ていないし、「石原軍団」の俳優さんたちのことを「イケる」と思ったこともほとんどないのよ。若手から年輩の大スターまで、みなさん顔立ちが整っていてかっこいいし、「男の色気」にあふれまくっているのに、なぜかしら。いや、もし石原軍団の方が目の前にいて、愛を告白されたりしたら、一も二もなく飛びつくと思うんだけどね……(ババア、妄想もたいがいにしろや)。

ただ、今回の一連の記事を読んで、あらためて「素敵だなァ」と思ったのは、石原軍団の「美学」。「自分が死んだら会社をたため」と言った裕次郎さん(しかしメンバーは「全員でまき子夫人(裕次郎さんの妻)を支えるべき」と考え、石原プロを存続させていたとのこと)、「自分の目が黒いうちに、石原プロの看板を裕次郎さんにお返ししたい」と考えていた渡さん、「石原プロで始まったのだから、石原プロで終わる」と語り、今後は個人で活動する可能性が高いという神田正輝さん……。それぞれ美学貫きすぎ、筋通しすぎ(あくまでも表に出ている情報だけをもとにしているので、もしかしたら、実情はまた違うかもしれないけど)。

正直、アタシ自身は「美学とかに縛られるのは窮屈だし、できるだけ自由に無責任に生きたい」という、自分にも他人にも甘々なタイプなんだけど、最近、「少しくらいやせ我慢しても損をしても不器用でも、筋を通したり美学を貫いたりする人って、やっぱりかっこいいなァ」と思うのよね。自分が歳をとったせいなのか、トイレットペーパーやらイソジンやらを買い占めたり、自分の過去の言動を簡単に「なかったこと」にしたりするような、「美学」とも「筋」とも無縁な人たちを目にすることが増えたせいなのか……。
なので、「美学」のかっこよさを体現されていた数少ない存在である渡さんが亡くなり、石原プロが解散するのは淋しい限りだし、今後「美学」とか「筋」とかがますます顧みられなくなったら、ちょっと残念だな……とも思っているわ。とはいえ、自分自身が他人から「美学」を押しつけられたりするのは、やっぱり嫌だけど(おい)。

<水曜連載>※今回木曜更新

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【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著) 
twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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