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年中仮装なエスムラルダのハロウィンの楽しみかた:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載127

2016.11.02(水)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第127回 年中仮装なエスムラルダのハロウィンの楽しみかた

 先週末から今週の月曜日にかけてずいぶんな盛り上がりを見せた、今年のハロウィン。みなさんは、何かしら仮装なさったのかしら?

 かくいうアタシは、ハロウィンらしいことは何もせず。ここ数年、10月最終週の週末には必ずハロウィンがらみのイベントが入り、新宿や渋谷で繰り広げられる乱痴気騒ぎを目にしたものだけど、今年は何もなかったので、立川で行われた高校の同窓会に出席したり、池袋にお芝居を観に行ったり、阿佐ヶ谷にお寿司を食べに行ったりして過ごしたわ。そんなアタシにハロウィン感を味わわせてくれたのは、ポケモンGOで、やたらゴーストタイプのポケモンが出てきたこと(ってアタシ、まだやってたんかい)と、ツイッターのタイムラインに、ハロウィンでにぎわう街の写真や、仮装するオカマたちの写真がやたら流れてきたことだけ……。

 てかドラァグクイーンって、年がら年中仮装しているようなものなので、「ハロウィンだから仮装しなきゃッ」「ハロウィンだから騒がなきゃッ」みたいな感覚が、そもそも希薄なのよね。ハロウィンイベントに呼ばれれば、もちろん出演するけど、この時期ばかりはお客さんの方がよほどお金と手間のかかった仮装をしているので、アタシなんかは逆に、いつも以上に地味な格好をしてみたりするわ(負けそうな試合は初めから放棄するタイプ)。

 でもアタシ、季節の行事とかお祭りは大好きだし、ハロウィンで浮かれ騒ぐ人たちを見るのも、決して嫌いではないの。イケメンの露出度高めの仮装なんかは目の保養になるし、「どんな仮装をしているか」に、その人の自意識のありようが透けて見えたりするのも面白いし。「あざといッ。この子、絶対自分がかっこいい/かわいいってことわかってるッ」とか思いながら、人々の仮装を見るの、結構楽しいのよね(意地悪目線)。

 というわけで、「昔はハロウィンなんて、そんなに盛り上がってなかったのに……」とか「ハロウィンだからって、ここぞとばかりに騒ぐのはみっともない」とか、否定的な意見もあるみたいだけど、アタシは割と、ハロウィン肯定派。ただ、言いつくされていることではあるけど、やっぱりマナーは大切。飲んでそこらじゅうに吐きまくったり、ゴミをポイ捨てしたり、木やら花壇やらを荒らしたりしないよう、節度を保って楽しんでほしいわ!(そう。アタシは常識的な女装)

(水曜連載)

イメージ写真提供:東京デート

【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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おすすめ書籍:「同性パートナーシップ証明、はじまりました。渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法」エスムラルダ、KIRA著(ポット出版)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13507222/


 


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