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AKB襲撃事件で「アイドルを守れ!」発言の勘違い!?

2014.06.02(月)


政治家にも影響力があるアイドル評論家

 AKB48のメンバーが刃物で切りつけられる、という悲しい事件が先日発生してしまいました。このことにより、AKB好きのアイドル評論家・中森明夫氏も俄然ハッスル。この事件により巻き起こる「握手会はいかがなものか」という論調への反論は、中森氏のアイドル評論家という立場からすれば、当然AKBブームが終われば飯のタネがなくなってしまうのですから、至極当然のことでしょう。しかし、中森氏の主張はAKBや握手会への弁護にとどまりません。そこからなぜか「自分すげー」論を展開してしまうのだから、さすがです。

 事件後、こんなツイートを中森氏はしております。
「新聞は政治家や官僚、財界人らも読んでます。そこで私のような人間がアイドルを守ることを訴えるのは意味があると思います。ある政治家から『中森さんみたいなうるさい人が発言してるから、アイドルの世界はそう簡単につぶせませんよ』と言われたこともあります」
 俺は政治家にも影響力があるんだぜ。ってことですね。「私のような人間」というのが前後のツイートを見ても、どういう意味合いで書かれているのか正確には分かりませんが、「ただのアイドルオタクじゃない、政治家にも影響力がある選ばれし知識人である私のような人間」という意味なんでしょうね。他のアイドルオタクはただ金を使ってるだけのバカだけど、自分はむしろアイドルでお金を稼いでいる、またアイドル文化に貢献もしている偉い存在なのだ、ということが言いたいのかもしれません。

ヒーロー気分で「アイドルを守れ!」

 他にもこんなツイート。毎日新聞で、中森氏が事件を受けて書いたコラムに関して。
「並みの覚悟で書いたものじゃない。何と批判しようと自由。ただもしあなたがアイドルを愛する者なら、今回の事態で何をしましたか? 何を思い今後、何をしますか? 私のメッセージは…アイドルを守れ!」
 このような事態になった時、全国紙でアイドルを擁護できるのも俺だからこそ。他のクソみたいなアイドルオタクは所詮グチグチツイッターや2ちゃんで何か書いてるだけだろ、ってことですね。すっかりヒーロー気分です。

 こんなツイートも。
「今、アイドルの本質が露呈する。『アイドルを守れ!』と言った中森明夫より、りっちゃんや、あんにんや、指原やたかみなの言葉のほうがはるかにすごい」
 自身のことを「中森明夫」と書いてます。この文章は自身が「すごい」というのが前提の書き方ですね。そんな「すごい」自分よりも、実はAKBのメンバー達の方が遥かにすごい、というニュアンス。あたかも、AKBメンバーよりも自分の方がすごい、と受け取られがちだけど、本当はAKBメンバーの方がすごいんだよ、と謙遜に見せかけて、自身を高みに置くテクニック! 素晴らしいですね!
 今回の事件で、ヒロイックな自身を演出する中森明夫氏。ビジュアルはヒロイックさとは遠くとも、立派なものです。単になけなしの金を使って握手会をループしたり、推しジャンしたり、変なコールしたりするしか、愛情表現を知らない世のアイドルオタクは、中森氏のヒロイックさを今こそ見習うべきではないでしょうか。

(文・橋上トオル)

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