中編『笑っていいとも!』放送事故ランキングベスト23
2014.04.02(水)
第7位 リリーフランキーがダッチワイフ持参
リリー・フランキーが「彼女のリリコです」と言いつつ、車イスにダッチワイフを乗せて登場。大喜びするタモリ。観客がちょっと引き気味の所にリリーは「リリコは僕が死んだとき喪主を務めることになっていますので、黒い服なんです」と、どう対応していいかわからないコメント。さらに「最近は工場のほうでオッパイの色も選べるんです。せっかくだからちょっとピンク色の…」と言い換えた所でジングルが鳴り響き、CMに突入。
第8位 地震の震源地を当ててしまう
2003年3月13日の生放送中に地震が発生。タモリは慌てずに「タテ揺れが先に来たから、震源地はここからそう遠くない……震源地は茨城南部あたりかな?」などとジョークにしていたら、地震速報のテロップが。そこにはなんと「震源地・茨城県南部」と表示されていたのだ…。これには「予言が的中した!」とオカルト界も騒然。視聴者はタモリの勘の鋭さに驚愕した。
第9位 素人が失神
素人が特技を競うコーナーで、参加者が「一瞬で顔を真っ赤にすることが出来ます」と告げ、「ちっきしょー!」と叫びながら息を止めて力を入れていたら、そのまま失神してしまい卒倒。スタジオは騒然となるが、CM明けにコーナー司会の中居正広やタモリが「倒れたフリをしただけ」と弁明したが、ヤバい空気は拭えなかった。
第10位 韓国1位連発で大炎上
「アラゆる世代の女性に聞きました!」というコーナーの「好きな鍋料理は?」という質問に、20代から60代までの全女性の1位を「キムチ鍋」が独占。スタジオは「そんなに人気あるの?」という空気に包まれた。この放送以前からフジテレビは「韓国文化を推している」とネットなどで批判されていたため「またか!」「捏造!」と大炎上。ちなみにタモリはこのとき、小さめの声で「キムチ鍋って俺2年ぐらい食べてない」とつぶやいている。
第11位 水道橋博士逮捕
浅草キッドが以前からライブなどで披露していた「免許証の写真でどこまで変装が許されるか」という鉄板ネタを、「テレフォンショッキング」初出演の勢いで披露。爆笑を取ったが、水道橋博士が虚偽の紛失届けを提出して何度も免許証を取得していたことが問題化。この放送を見た警察によって道交法違反で書類送検された。この後、浅草キッドは半年間の芸能活動自粛している。
第12位 黒柳徹子が43分も喋り続ける
満を持して「テレフォンショッキング」に登場した黒柳徹子。予想通りにトークは止まらず、番組の進行を完全に無視。持ち時間を大幅にオーバーして43分間も喋り続けた。
第13位 素人の子供のはずが「キリンプロです!」
素人参加のコーナーに登場した子供が自己紹介で「キリンプロの○○○○○です!」と所属している事務所を発言。隣にいた別の子供が「ママがキリンプロって言っちゃダメって言ってたのに」と、さらに余計なフォローをしてスタジオ中が苦笑することに。
第14位 トミーズ雅のぜんじろういじめ
レギュラーだったトミーズ雅が、大阪から東京進出を果たそうとしていた芸人ぜんじろうに嫉妬したのか、観客に「ぜんじろうに歓声を送っちゃダメ」と言い出すなどのイジメを展開。ぜんじろうはもちろん、トミーズも東京に根付くことはなかった。
(文・編集部)
オススメ新書:『タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?』 [単行本(ソフトカバー)](イースト・プレス)/著:戸部田誠(てれびのスキマ)
オススメムック:『お笑い芸人史上最強ウラ話』 (コアムックシリーズ) [ムック](コアマガジン)
オススメ新書:『タモリ伝 森田一義も知らない「何者にもなりたくなかった男」タモリの実像』 (コア新書) [新書](コアマガジン)/著:片田直久