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芸能・エンタメ

前編『笑っていいとも!』放送事故ランキングベスト23

2014.04.02(水)


素人参加で放送事故を狙ってた!?

 日本国民の日常の一部と言ってもいいほどの定番だった『笑っていいとも!』が、ついに終了した。この番組は数あるテレビ番組のなかでも極めて野心的でアナーキーな存在だった。
 32年前、まだまだアンダーグラウンドなカルト芸人だったタモリをお昼番組の司会に起用したという時点でかなり攻めている。さらに新宿のスタジオから生放送を行い、内容は素人参加型のコーナーが多数…。つまり、最初からハプニングが起こることが目に見えているような構成だったのだ。
 もちろん、視聴者も「今日は何かが起こるかも」という期待をしながらチャンネルを合わせている。『笑っていいとも!』の好視聴率はゲスな大衆の欲望の結晶だったのだ。

第1位 矢田亜希子「はじめまして」事件
全国民が暗黙の了解として認識していた「テレフォンショッキング」のお友達紹介システム。2012年に矢田亜希子がゲストに登場し、「お友達」として電話した大竹しのぶに対して「はじめまして」と発言。ネットでは賛否両論となったが、この後しばらくしてお友達紹介システムはなくなり、単にゲストがやってくるというスタイルに変わってしまった。

第2位 ゴルフを優先して断った志村けん
「テレフォンショッキング」のゲストは桑野信義。次の日のお友達に志村けんを紹介して電話をかけた。タモリがいつものように「明日なんですけど、大丈夫でしょうか?」と尋ねると、志村は「明日ゴルフなので」とキッパリ断わってしまった。タモリが「出るわけにいかないですか?」と説得するも、「明日は天気がいいもので…」と半笑いで拒否。桑野は仕方なく電話を切り、モト冬樹を紹介することとなった。以前からタモリと志村けんには不仲説があり、この一件はそれを裏付けるエピソードと言われているが、志村はその後は何度も『いいとも!』に出演を果たしている。

第3位 聴く度に変わるCD
視聴者から「B’zのCDを買ったが、違う曲が流れたり、時間が飛んだりする」という報告が。実物を再生した所、スローテンポな叫び声のような曲が流れ出し、スタジオが悲鳴に包まれた。

第4位 MEGUMI宛ての花束が一つだけ
いつもは花であふれているスタジオなのに、MEGUMIがゲストの時にはひとつだけ…。MEGUMIの人望の無さが露呈したが、その唯一の送り主だった木村多江の人気が急上昇した。

第5位 タモリ二日酔いで出演
前夜の深酒が抜け切らないまま『いいとも!』に登場したタモリ。ゲストの喜多郎とはトークが成立せず、番組後半では素人の幼児を「俺は子供が嫌いなんだ!」と叫びながら小突くなどの暴走行為を繰り返し、抗議が殺到。

第6位 和田アキ子が和民をディスる
和田アキ子が「『わ』の付く居酒屋で焼酎を割るためのお湯を頼んだら300円取られた」と言い出し、最終的にその店が『和民』であることを口走ってしまった。この発言後にワタミの株価が下がったとも言われている。

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(文・編集部)

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