. MIXはもともと「荒らし行為」だった そうとも知らずに叫ぶ愚かなヲタたち - ブッチNEWS(ブッチニュース)

エンタメ・サブカル・生活情報のニュースサイト

ブッチNEWS

PC表示はこちら 連載バックナンバーは(外部)






[PR]
コロナの不安や不満、心配ごと解消から対策までいろいろわかる BUNKAタブーkobo版コロナまとめ本はこちら(楽天KOBO)


芸能・エンタメ

MIXはもともと「荒らし行為」だった そうとも知らずに叫ぶ愚かなヲタたち

2013.06.03(月)


MIXの起源はヘビメタ

「タイガー、ファイヤー、サイバー、ファイバー、ダイバー、バイバー、ジャージャー!」

 AKB48などアイドルのライブを観ていると、イントロに合わせてヲタたちの絶叫が聞こえてきます。MIX(ミックス)という名前で呼ばれる、この掛け声。誰が作ったのか、どんな意味なのか、そして何故ヲタたちはこの掛け声を叫ぶのか。あまりにも謎が多いため、調べてみました。

 まず、MIXの起源ですが、これはAKB48よりもずっと前、1990年代初頭にイングヴェイ・マルムスティーン、アンスラックスなどのいわゆるヘビメタ、ハードロック系のライブにおいて、EVELという五人の男たちが使い始めたのが始まりらしいです。つまり、最初はアイドルに送る掛け声ではなかったのです。その後、彼らがアイドルのライブにも通い始め、1993年にMELODYというアイドルグループにおいて初めて使うと、東京パフォーマンスドールやZ-1、その他の地下アイドルのライブなどでも使われ始め、広まっていきました。さらにそれが時を経て、ZONEやBon-Bon Blancoなどのライブで使われるようになり、ついにはMIXerと呼ばれるMIXを打つ人たちによって、AKB48の劇場にも普及していったというのが、MIXの簡単な歴史になります。

 では、次にこの掛け声の意味ですが、これには明確な理由がありません。MIXを作ったEVELたちが日常生活などで、気持ちがタカまった時に「タイガー」や「ファイヤー」という単語を、単体でシャウトしていたのですが、ライブではこれらを混ぜ合わせて連続して発声するようになったため、MIXと呼ぶようになったのです。単語ひとつひとつに意味はなく、何となく叫んでいた言葉を、混ぜ合わせてみたというのが、この形態になった理由になります。

アイドルたちにとって迷惑

 そして、最後に何故アイドルヲタたちが叫ぶのか、つまりMIXを打つ目的を説明します。「そりゃあライブを盛り上げるためや、アイドルたちを応援するのが目的でしょ」って思っている方が多いかもしれませんが、実はそうではなく、むしろ逆。もともとはライブの荒らし行為のためにやり始めたものなのです。今でこそアイドルたちも「ファンの皆さんにMIX打ってもらうと、私たちも気持ちがタカまります!」と言っていますけど、実はイントロのメロディーをかき消し、単純に目立ちたいがために始めたのがそもそものきっかけなのだそうです。以前、SKE48の松村香織が「わざとずらしてやるMIXが最近目立つんですが、メンバーの為にして下さってるなら違うかなぁと('・ω・`)リズムがくずれてぐちゃぐちゃでバラバラで今日は悲しくなりました」というブログを更新し、ヲタに注意を呼びかけた事がありましたが、本来は荒らし行為が目的なのですから、これが正しいMIXのあり方とも言えます。苦言を呈す必要などいっさいありません。「大声でMIX打って、メンバーを盛り上げよう!」などと思う事が間違いなのであって、「俺のMIXでこのライブ荒らしてやろう!」という心構えで、MIXを打つのが本来は正解です。

 たしかにMIXを打つと楽しいですし、気持ちもタカまります。しかし、MIXを初めて聞いた時、誰もが「何を言ってるかわからないし、正直邪魔だなあ」と感じたと思います。その初心を忘れず、MIXを打たない事がアイドルや他のヲタにとっても良いのかもしれません。MIXは迷惑な荒らし行為。その事を肝に銘じてアイドルのライブに向かいましょう。

(文・編集部)


 


スポンサーリンク



Powered by Vivvo CMS v4.6