
合法的に本を消費税なしで買う方法

どの本を買っても消費税なしという夢の世界があった!
新刊の書籍、雑誌は全国どこで買っても値段が均一だ。これは、日本では出版物に再販制度(定価販売制度)が適用されており、中古と一部バーゲンブック以外は価格拘束されているからだが、少しでも安く買いたいと思ったことはないだろうか。
なんと、消費税をまるまるなしにする方法があるのだ。実質的8%オフ(2017年現在)を合法で実現するこのワザ、知っておくと損はないかも…。
それは成田国際空港の、出国審査よりも後にある書店を利用することである。出国後の書店には消費税がかからないのだ。同空港の場合は複数の書店が出店している(ただし格安航空会社がメインの第三ターミナルには「出国審査後の書店」はない)。注意したいのは、出国前にある書店では消費税がかかるので間違えないようにしたい点と、これら小規模な店舗は取り置き・注文ともに不可としているところがほとんどのようだという点だ。それでも、8%の差は特に高額な書籍だと大きい。読書好きなら、是非狙って購入をしてみたい。なおわかっていると思うが、出国審査後のエリアは、海外旅行時しか入れない。
他にも一部国際空港には同様に出国審査後の書店がある場合もある。関東以外にお住まいの方も、地元から近い国際空港をチェックしてみるといいだろう。
(文・楠尾 袋)
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