
「今年のGWは2日休めば10連休」実際に取れる人はごくわずか、これが日本の現実

ゴールデンウィークで国内消費喚起も遠い昔に? みんな10日も休まず、家か近場で過ごす現実
ネットリサーチのマクロミルが、全国の20歳から59歳までの男女を対象に2016年3月15日~16日に行なった調査(有効回答数1,245名)によれば、ゴールデンウィークに2日休んで10連休できる人は、GW中に3日以上の大型連休を取得できると答えた499人のうちわずか20%で、有効回答数全体の約8%というのが現実的な状況のようだ。さらに有効回答者全員に理想の「長期休暇の過ごし方」について聞いた所、1位が国内旅行(62%)、2位が海外旅行(40%)でありながら、3連休以上休めるという499人に現実の「ゴールデンウィークの予定」を聞くと、1位は「自宅でゆっくり過ごす」(37%)、2位が日帰りレジャー(公園、映画、ショッピングなど)(32%)というなんともいえない結果が。さきほどの「自宅でゆっくり過ごす」と回答した84人に外出しない理由を聞くと「どこに行っても人が多いから」(45%)、「お金がないから」(24%)の順で、なかなか実際には航空会社のCMのようにゴールデンウィークを10日休んでフルに満喫するのは難しいようだ。ちなみに3日以上休める人の平均日数は5.9日だそう。人並みに休めればいいや…というのが庶民なのかもしれませんね。
※平均日数を除き、発表に準じてコンマ以下の数値はまるめています。
(文・編集部/マクロミル調べ)写真:tomwang / 123RF
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