
スマホで街を歩いて小銭を拾え!? チェックインポイントアプリが流行中

道端に小銭が落ちていることも少なくなったが…
皆さんは、チェックインすると近所のお店からポイントが貰えるスマホアプリがあるのをご存じだろうか。
有名なものにはスポットライト社が展開する「楽天チェック」「スマポ」、リクルートの「ショプリエ」、NTTdocomoの「ショッぷらっと」、レッツエンジョイ東京の「imaココデ」などがある。
各自の詳しい説明は省くが、各アプリの入ったスマホを、各サービスへの加盟ショップへ持参し、チェックインするとポイントが貰えるのだ(一部は指定商品購入必要なものもある)。各店を回って貯まったポイントを現金代わりに使ったり、まとめて店舗で使える金券へと替えることができるものも多い。
通常は「来店ごとに十数ポイント」ということが多いのだが、一部アプリ参加店舗では数百ポイントを進呈する例もあり、アプリ自体の登録キャンペーンで時折数千円までのバラまきがあるケースもあるから、そのときは登録しない手はない。これらのシステムはO2Oマーケティングと呼ばれ、Online to Offlineへの顧客誘導としては一定の成果を上げているという。
サービスよってはかなりの参加店舗数が1つの街にある場合もあるので、街を回遊すればそれなりにポイントが貯まっていく。だが、このアプリも交通費をかけていけば、ポイント自体はトントン程度。同じ店舗へのチェックイン回数は制限されていることが多いため、そこまで血眼になってやるほどのメリットはない。
しかし、同じチェーンでも別のお店であればまたポイントがもらえるため、徒歩で一日じゅう様々な街の加盟店をハシゴするマニアが存在する。
「ダイエットにも健康にもいい。ポイントはあくまで移動のご褒美です」(40代・男性)
ただし、マニアのなかには1回の効率をあげるため、アプリをインストールした名義違いのスマホを複数台一度に持っていくなどアウトな方法で稼いでいる者も存在するという。こんなことをしているのはごくわずかなので今のところほとんどは黙認されているようだが、あまりやると対策されるのでご注意を。
(文・編集部)イラスト:Krisdog / 123RF.com
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