
阪神タイガース協力スマホゲームが怪しすぎる!

ゲーム画面の至るところに潜んでいる広告
現在、日本プロ野球で好調とも不調とも言えない戦いを繰り広げている阪神タイガース。その戦いぶりを象徴するような奇妙なオフィシャルゲームが、7月14日にApp Storeから配信された。
その名も「阪神タイガース にょきにょき」。これのスマホゲーム(iPhone限定)で、阪神ファンならダウンロードした人も多いだろう。
このゲームの趣旨は選手名鑑のコンプリート。まず、球場に種を撒くと、勝手に選手もしくは監督に「にょきにょき」と成長する。それを収穫すると選手名鑑に登録完了。これを繰り返し、選手名鑑を埋めていくのだ。
あまり娯楽性は高くなさそうなこのゲームだが、案の定利用者から不満の声が続出している。しかし、それはゲームの内容ではなく、その怪しさについての指摘である。
スマホゲームはその性質上、画面のタッチが必要になる。それを利用してか、画面のいたるところに広告が忍んでおり、思わず興味のない広告を踏んでしまうようになっている。無料アプリではよくあるスタイルだが、球団協力ということもあり見る目が厳しくなってしまう。
野球界のネットリテラシーの低さは問題?
また「阪神タイガースにょきにょき」を制作しているMJ GARAGEという会社の他のゲームへの勧誘、または課金への誘導も多く、これに反発する野球ファンが多いのだ。
それでもゲームを続けることで、オリジナルの壁紙がもらえるとあって、続けざるを得ない人もいるとか。
そもそも、野球選手がネット情報に弱いことはよく知られている。広島のエース前田健太投手や、巨人の村田修一選手が、自身のブログでバレバレのステマを度々やっていたのは有名だ。いままで野球ばかりに打ち込んできたので、そのような怪しい行為に手を染めてしまうのは致し方ない。
しかし、球団となれば話は別だ。幸いMJ GARAGEは、江頭2:50やエスパー伊東、オリックスバファローズなどの数々のスマホゲームを制作している会社で、怪しい企業ではない。それでもファンに不信感を持たせない企業努力は必要だ。
今後は、球団、選手ともに、ネットリテラシーを身につけていかなくてはならないだろう。
(C)HANSHIN Tigers.(C)2014 MJ GARAGE Inc. All Rights Reserved.
(文・角刈りハーブティー)
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