
ゲイ役がピッタリだった宮沢氷魚の黒島結菜との熱愛報道:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載456
エスムラルダの「勝手にワイドショー!」
第456回 ゲイ役がピッタリだった宮沢氷魚の黒島結菜との熱愛報道
いいニュースも悲しいニュースもいろいろとあった今週だけど、アタシ的に、複雑な気持ちになったのが、黒島結菜ちゃんと宮沢氷魚くんの熱愛報道。2月28日に『女性自身』が報じたところによると、朝ドラ『ちむどんどん』で共演し、夫婦役を演じた二人は、撮影時から仲が良く、撮影終了後はプライベートで会うようになったそう。
氷魚くんといえば、映画『his』や、このコラムでも紹介した映画『エゴイスト』でゲイ役を熱演。特に『エゴイスト』では、男性相手に体を売る男性の役を演じていたんだけど、男性同士のベッドシーンには体当たりで挑んでいるし、ピュアそうな中にあざとさをにじませた絶妙な表情を作っているし、とにかく素晴らしかったの。アタシ、映画を観ながら「い、いる! こういうゲイの若い子いる!」「氷魚くんったら、どこでこんな表情の作り方を覚えたのかしら!」と色めき立ったわよ。
しかも、日本外国特派員協会で行われた記者会見では、荒井元首相秘書官の「(同性カップルを)見るのも嫌だ」発言に関して「たくさんの人が声を上げて、行動するというものが今回たくさん見れたと思うんですよ。それは日本の今までの歴史を考えても、とても大きなステップアップだと思っていて」と流暢な英語でコメント。今まで、「氷魚くんも悪くないけど、どちらかといえば『島唄』の頃のお父さん(宮沢和史)のほうが好みかなァ」なんて思っていたアタシ(何様)も、すっかり氷魚くんファンに。おそらく同じようなゲイはたくさんいるはず。
そんな矢先に降って湧いた、今回の報道。二人とも独身だから何の問題もないし、アタシはもともと結菜ちゃんのことも推していたので、この交際、喜んで応援したいんだけど……。ちょっと寂しい気もするの。せめて、『エゴイスト』の印象がもう少し薄れてから、二人の交際を知りたかった……。
ただ、一つ良かったのは、「結菜ちゃん、『ちむどんどん』に出演して良かったね」と初めて思えたこと。満を持して主役を務めた朝ドラの評判があんな感じで、結菜ちゃん、バラエティで『ちむどんどん』の話が出るたびに、やや暗い表情になっている気がしたから……(アタシの先入観のせい?)。
ちなみに、二人のキューピッド的な役割を果たしたのが、結菜ちゃんとも氷魚くんとも共演したことのある杏ちゃんとのこと。その杏ちゃんは、東出昌大くんと朝ドラで夫婦役を務めて結婚してあんなことになっちまった……けど、氷魚くんはきっと大丈夫なはず!
【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001
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