
大河ドラマ『どうする家康』第4回はいじめ&寝取られ&ボーイズラブ

信長×家康のおっさんずラブが本格化?
『どうする家康』、1月29日放送回「清須でどうする!」では、松本潤演じる松平元康(徳川家康)と岡田准一演じる織田信長がついに対面を果たしました。さらにムロツヨシ演じる木下藤吉郎(豊臣秀吉)や北川景子演じる信長の妹・市が初登場。
元康と信長が同盟を結びつつ、信長は元康に妹・市との結婚を迫るも、駿府に残してきた妻・瀬名(演:有村架純)の身を案じる元康のことを気遣った市は結婚を断り、一方、駿府の瀬名は家族を助ける代わりに今川氏真の女になることを迫られ……というのが大まかなあらすじ。
木下藤吉郎が早速のインパクトです。悪い意味で。柴田勝家に蹴られてヘラヘラ。それだけでなく元康らに対しても、蹴りたくなったら自分を蹴ってくださいとヘラヘラ。完全ないじめられっ子描写です。のちの立場逆転をドラマティックに描くための描写なんでしょうけど、この藤吉郎のヘラヘラしたへりくだりっぷり、過去にいじめを経験した人だと、トラウマが呼び起こされてしまいかねません。
で、話の中心は市。実は小さい頃から元康が好きだったという設定で、元康と結婚寸前までいきますが、北川景子は大河ドラマでは「主人公を好きになる、主人公より立場が偉い人」をやるものと決まってるんですかね。『西郷どん』でも北川演じる篤姫はちょっと西郷のことを好きみたいな描かれ方をしてましたが、脚本家の人たちは高嶺の花の北川景子が主人公にキュンキュンする描写を作りたいだけとしか。篤姫と西郷吉之助(西郷隆盛)にしろ、市と元康にしろ、面識があったかすら怪しいのに。
まさかの寝取られシーンが勃発
あと今回見過ごせないのは、瀬名が氏真に寝取られる描写。もちろんはっきりと抱かれる描写があるわけではなく、その直前で場面は終わってますが、これは確実に寝取られでしょう。
瀬名が従来のイメージと違って有村架純演じる清純派キャラだけあって、より寝取られ感が増してます。まあ、もしかしたら来週の回で寝取られてなかったってことになるかもしれませんが、そうなったらちょっと無理があります。
最後に信長。初回から元康のことを指して「白ウサギ、白ウサギ」と自分の可愛い所有物みたいなセリフをことあるごとに発します。さすがにしつこくないですか。完全に、信長×元康の構図が好きな、ボーイズラブ好きの歴女&ジャニーズファン向け演出です。とはいえ、岡田准一も松潤もアラフォー。ボーイズラブというよりはおっさんずラブ……。
そんなこんなで第4回が終わり、次回は松山ケンイチ演じる本多正信や山田孝之演じる服部半蔵と、第4回に続き大物俳優が続々登場。いじめ描写や寝取られ描写、ボーイズラブ描写がどう発展していくのか気になるところです。
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