
仁藤夢乃氏の「キモいおじさん」が擁護した藤田孝典氏にも飛び火

仁藤夢乃氏の「キモいおじさん」が論がまた炎上
社会活動家・仁藤夢乃さんが主宰する少女の自立支援団体Colaboを巡る騒動から、仁藤さん周りの様々なことが話題になっていますが、仁藤さんが常々用いている「キモいおじさん」というフレーズにも改めて飛び火。
北原みのりさんが1月11日にAERA dot.に寄稿した記事において「女の子が『キモイ』と感じられる感性は、自分を守るための大切な直感」と仁藤さんを擁護し、「キモい(キモイ)」という言葉がかつてなく肯定的に捉えられる時代が到来したのです。
「キモい(キモイ)」問題を受けて、社会活動家・藤田孝典さんも参戦。藤田さんといえば、コロナ禍当初「補償があろうがなかろうが、風俗、水商売は営業せず、店にも行かないで」と主張するなど徹底して性風俗産業を否定し、旧来の性規範を守ろうする立場。その意味で性産業を否定する仁藤さんら、ツイッターで活発に言論を展開するフェミニスト(ツイッター・フェミニスト)の方々とは主張に親和性があり、当然ながら仁藤さんの「キモい」言説を評価。
「仁藤さんの抵抗言説は社会活動のセオリーで、特に被害少女に気付きや力を与えます」
とツイートしました。
藤田孝典氏の「距離を意識的にとっている」の波紋
仁藤さんからしてみれば、藤田さんの援護は当然ありがたいものかと思いきや、仁藤氏は1月12日、
「『私は仁藤さんと接点はありましたが、むしろ意識的に距離取るようにしています』的な発言をわざわざしてる男たち、デマ攻撃に乗っかっている人そうでない人も、なぜ距離取るようになったのかって私が性差別や性暴力への無理解や加害をキモがって付き合いたくないと批判したからでしょ」
「『知り合いだけど距離取ってます』とかわざわざ表明している人は、だいたい右左NPO関係なく、この番組や『シリーズ キモいおじさん』ですでに問題点を扱ってる」
とツイート。
仁藤さんの言う「仁藤さんと距離を取っていると公言している人」が誰かというと……1月9日の藤田孝典さんのツイート↓
「私は仁藤さん、colaboを擁護する側に見られていますが、仁藤さんらとは司法書士会のシンポジウム、出版会の研究会で、計2回ご一緒しただけ。近年はむしろ距離を意識的にとっている部外者」
藤田さんでした! 仁藤さんの「キモい発言」を頑張って擁護していた藤田さんですが、仁藤さんが出演するYouTube「シリーズ キモいおじさん」で問題点を扱われているということで、悲しいかな仁藤さんの言う「キモいおじさん」の中にご自身も含まれてしまっていたのです……。しかも仁藤さんによれば、過去に藤田さんは仁藤さんに「性差別や性暴力への無理解や加害をキモ」がられてしまっていたなんて……。
日本の貧困者支援になくてはならない2人
現在様々な批判に晒されて仁藤さんが大変な目に遭っているさなかに、「距離を取っている」という藤田さんのツイートは、仁藤さんからすれば違和感を覚えても仕方ないでしょうし、藤田さんは確かに迂闊だったのかもしれません。
とはいえ、「キモいおじさん」にご自身も含まれてしまっていた藤田さんの心中察するに余りありますが、藤田さんはその後も頑張ってColaboや仁藤さんを擁護。「キモいおじさん」に自身が含まれようとも、そんなことは意に介さず信念に従って、持論を展開する藤田さん、素敵です!!
貧困者を救うための活動に身を捧げているという点では、仁藤さんも藤田さんも同じ志を持つ者同士。日本の貧困者支援において、なくてはならない2人であることには間違いありません。「キモい」という言葉をめぐってひと騒動あったとはいえ、今後も共に貧困者支援に邁進して、より良い社会を作るために頑張っていただきたいものです。
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