
藤吉久美子に再ブレイクの予感:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載186

エスムラルダの「勝手にワイドショー!」
連載第186回 藤吉久美子に再ブレイクの予感
いつにもまして女性が主役のニュースが多かった気がする、2017年(てか、男性が主役のニュースもいろいろあったけど、政治とか犯罪がらみのものが多くて、微妙にネタにしづらかった……)。そんな年の締めくくり(?)にふさわしく、今週も二人の女性が注目を浴びることに。
まず一人目は、言わずと知れた、松居一代。「ここ数か月、すっかり騒がれなくなったなァ」「あの騒動は結局なんだったんだろう」と思っていたら(でもブログはその間も更新し続けていたみたいね)、この年の瀬に、突然の離婚会見! しかも、会見中に突然実家へ電話、突然号泣、突然謎の勝利宣言と、突然だらけ。確かに見どころは多かったけど、あまりにも言動が不安定で辻褄が合わなさすぎて、さすがに「これ……笑っちゃいけないレベルよね……」と不安な気持ちになったわ……。
そしてもう一人が、藤吉久美子。いやあ、アタシ、生きている間に「藤吉久美子がスキャンダルで騒がれる」という事態が起こるなんて思っていなかったから、本当にびっくりしたわよ。だって、久美子って、品行方正っぽいしいい奥さんっぽいし、何より「よく見かけるけど、あまり名前は知られていない女優さん」として、特に目立つこともなく、細く長く芸能界で生きていくんだろうな、と思っていたから……(あくまでも、アタシの勝手なイメージよ!)。
ちなみにアタシ、久美子には思い入れがあるの。というのも、彼女のデビュー作(朝ドラ『よーいドン』)に出ていた、若かりし日の宅麻伸(以下、伸さま)を一目見て、当時小学三年生だったアタシは、すっかり夢中になっちまったのよ! 今も渋くて素敵だけど、20代の伸さまは本当に美しかった……。
って、「久美子全然関係ないじゃん」とか言われそうだけど、伸さま目当てで『よーいドン』を熱心に観ているうちに、なんとなく久美子にも親近感を覚えるようになったアタシ。なので今回も、ちょっぴり久美子を応援したい気分。不倫騒動で、若い人の間でも知名度が上がったともいわれてるし、確かに久美子って、56歳とは思えないほど美しくて色気があるし、意外と来年あたり、ブレイクしたりするんじゃないかと期待しているわ……!
<水曜連載>
メイン写真:「藤吉久美子の元気になるブログ(藤吉久美子オフィシャルブログ)」より※部分引用
【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001
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おすすめ書籍:「同性パートナーシップ証明、はじまりました。渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法」エスムラルダ、KIRA著(ポット出版)
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