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サブカルチャー 2015.12.18(金)

急がば回れは本当なのかな:杉作J太郎「美しさ勉強講座」連載12


軟弱な男たちの姿に見かねて、あの先生が立ち上がった!

杉作J太郎先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

12時限目・急がば回れは本当なのかな

 話を進めたいんだけども。まあ、でもあるね。急がなきゃいけないときに限って遠回りしてしまうなんてことが。急がば回れ、なんて言葉もよくない。ほんと、その通りではあるんだが常にそうなのか、と。いつ、なんどきでも適応する言葉なのかというとこれが必ずしもそうではないだろうな。

 ただ、急いでいるとふだんはあり得ないようなミスも起きる。これは事実でね。近所のコンビニとかスーパーに急いで買い物に行った、と。で、帰ってきてみたら必要ではなかったものを買ってきてた、みたいなことはある。これが軍事国家とかだったら銃殺刑だろうね。殺されないまでも四の字固め、さそり固め、逆さそりレベルの痛みを伴う刑罰は待ち構えているだろう。ま、軍事国家でもないし、自分で自分を罰するのも難しいからもう一度買いに行けばいいだけの話ではあるんだが、ま、打ち出の小づちでも持ってないかぎり、所持金には限界があるからね。スーパーには二度行けない、ということはある。

 いや、それ以前に。もう一度行ってまた別のものを買ってくるなんていうこともある。

 よく犬や猫を馬鹿だなあとか、脳みそが小さいからなんて言ったりするけども、俺も負けてないね。よくあると思います。

同級生に起きた不思議な話

 年取ったからだけではないと思うんだな。俺が高校生の頃かな、あったね。同級生のある男が、その男の家はうちからだいたい30分ぐらいだったかね自転車で。まあまあ離れた場所に住んでいる男がいたんだが、そいつがうちに遊びに来てカメラを忘れて帰ったんだね。

 ま、当時の高校生にとってカメラというのも貴重品でね、それが簡単なコンパクトカメラだったのか、それとも自分のものではなくて親父さんに借りてきた立派なカメラだったのか、そこの部分はまったく記憶にないんだがカメラというのだけは間違いないと思う。そいつから電話があってね。カメラ忘れたよ。ええーっ、てなもんで、カメラ取りに来た。30分、自転車をこいで。夜だったね。寒かったと思うね。で、寒かったろう、暖まっていけよ、なんて言って。「いやー馬鹿だね、俺も。カメラ忘れて帰ったりなんかして、目の前にあったのに」なんていう話をして、さあ、暖まったし夜もふけたし、ぼちぼち帰るか、と、彼は帰っていったんだね。そうしたらまたテーブルの上にカメラが残っていたという。

 なにしに来たんだろう、なんて言って。

 これがこのあいだも奴に会ったんだが、お互い、この話は覚えてるんだね。カメラは忘れるんだが話は40年近く経っても覚えてるというね。不思議なもんだね。で、話が非常にそれてるね。

 ベートーベンの話なんだ。

 ベートーベンに話を戻しますが、ベートーベンは生きてるあいだはまったく不遇だった。いいことがなかったんだ。なかったとされています。話としては。

 実際はまあまあ売れていたのかもしれない。

 たとえばね、俺なんかでも言われるんだよ。「杉作さんはどうやって生活してるんですか」とかね。「泥棒とかやってんじゃないでしょうね」とかね。それとか「宝くじとか当たってちびちび使ってるんじゃないでしょうね」とか。単刀直入な奴だと「失礼な話だけど、そうとう貧乏なんですか」とかね。たまにというか、よく言われるんだけど、そういうことかもしれないね、ベートーベンも。俺も貧乏なのかもしれないけども、そこまで貧乏なわけでもない。仕事してないわけじゃないからね。いまだってこうして朝の9時に机に座って原稿を書いてるわけだから。仕事をしてないわけじゃない。ほぼ毎日、仕事してるからね。ただそれが大きな規模の仕事じゃないから。

 オリンピックとか。電鉄とか飛行機会社の広告とか。そこまで大きくなくても雑誌の表紙を描くとか。そういう仕事じゃないから。

だから毎日仕事をしているとも言える。毎日仕事してないと生活ができないんだね。

 なんか貧乏な気がしてきた。

 ということはやっぱり貧乏ということになるのかもしれないな。

 ベートーベンもそんな感じだったのかもしれないね。

(つづく)

<隔週金曜連載>

【杉作J太郎:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろう  
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。

おすすめ本:宇宙刑事ダイナミックガイドブック(杉作J太郎・編)(徳間書店ハイパームック)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13082203/

おすすめ本:東映スピード・アクション浪漫アルバム (杉作J太郎、 植地毅)(徳間書店)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13334829/

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