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サブカルチャー 2015.01.21(水)

エスムが勝手に選ぶ・2015年1月期のおすすめドラマ:ドラァグクイーン”エスムラルダ連載34

 


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第34回:エスムが勝手に選ぶ・2015年1月期のおすすめドラマ

2015年1月期のドラマも一通り出そろったわね。
前評判はあまり高くなかった今クールだけど、フタを開けてみれば、結構な豊作ぞろい。
とりあえず第1話を観て、アタシが継続視聴しようと思ったのは「デート~恋とはどんなものかしら~」「ゴーストライター」「○○妻」「山田孝之の東京都北区赤羽」「だから荒野」(「残念な夫」「問題のあるレストラン」「流星ワゴン」「アイアングランマ」については、これから第1話を観て決める予定)。というわけで今回は、継続視聴が決定した5作について、勝手に見どころや期待ポイントをレビューするわね!

まずは月9「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジ)。正直、タイトルが直球すぎて(しかも「やまとなでしこ」のパクリっぽくて)、全然興味を惹かれていなかったんだけど、放送当日の朝、新聞で「脚本は古沢良太」「『リーガルハイ』のスタッフが再結集」と知って、慌てて観ることに。第1話の前半は、「理系のちょっと変なオタク女子」という杏のキャラが、ありがちといえばありがちかなあ……とか思いながら観ていたんだけど(アタシ、何様)、終盤にめくるめく展開が待っていて、一気に引き込まれたわ。「鈴木先生」でも「リーガルハイ」でも、常に予想を裏切ってくれた古沢さん。今回はどう話が転がっていくのか、すごく楽しみ!

「デート」とは逆に、タイトルに惹かれて観はじめたのが「ゴーストライター」(フジ)。実はアタシも、ちょくちょくゴーストライターをやっている(企業の社長さんのかわりに本を書いたり)ので、つい、ね……。ドラマは「水川あさみ演じる作家志望の女の子が、中谷美紀演じる人気作家のゴーストライターをする」というストーリーで、アタシとは全然状況が違うんだけど、中谷姐さんの能面のような表情に、しょっぱなからしびれまくり。てか姐さん、年を追うごとに能面度が上がっているわよね? 昔はもう少し、表情豊かだった気が……。

次に、「家政婦のミタ」のスタッフが再結集して作ったという「○○妻」(日テレ)。「東山紀之演じる人気キャスターの妻(柴崎コウ)は、家事から夫の仕事のサポートまで、すべてを完璧にこなしている。しかしその妻には秘密が……」(タイトルを○○としているのは、その秘密を隠すため)というあおり文句を放送開始前にさんざん見せられたせいで、「ロボット妻?」とか「女装妻?」とか、いろいろ考えちまったわ(って、アタシの発想貧困)。第1話の終わりに、とりあえず一つの答えは出たけど、おそらく毎回、いろんな秘密が明かされていくのよね? 「ミタ」の過去が、さんざん引っ張られた割には……という感じだったので、一抹の不安が……。

一方、「ドラマ」といっていいかどうかさえよくわからないのが「山田孝之の東京都北区赤羽」(テレ東)。これは「演技に行き詰まった俳優・山田孝之が、清野とおるの漫画「東京都北区赤羽」に触発され、2014年の夏を赤羽で過ごす。その様子を記録したドキュメンタリードラマ」ということなんだけど、どこまでがドキュメンタリーでどこからがドラマなのか、まったくわからないの。でもなんかすっとぼけたおかしさがあって、ついつい観ちまうのよ。ちなみに、この番組の監督さんが「あまりないタイプの番組なので『なんじゃこりゃ』と思っても5話までは見て下さい。(中略)あとはどんどん凄いことになっていきます。カオスです」と呟いていたので、とりあえず5話までは観るわ。何が待っているのか、気になる……。

最後に「だから荒野」(NHK)。なんといっても桐野夏生原作&浅野妙子脚本だし、良質な作品を次々に生み出しているNHK-BSのドラマ。「自分勝手な家族に愛想をつかして、主婦が家出をする」というストーリー自体はちょくちょく目にするけれど、丁寧に作られている感が漂っていて、ついつい観入っちゃうのよね。原作をまだ読んでいないので、こちらもどう展開していくのか楽しみ。

と、駆け足で紹介したけれど、みなさんが観ているドラマ、気になったドラマはあったかしら? でも、これだけ本数があると、観るだけで一苦労ね。また睡眠時間が犠牲に……。

写真:フジテレビ「「デート~恋とはどんなものかしら~」」公式サイトより

【エスムラルダ:プロフィール】
えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。
twitter:@esmralda001

 

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