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社会・経済 2014.12.29(月)

テレビはなぜ年末年始の報道が手薄になるのか!?


年末年始はネットニュースに注目

 テレビはもう年末年始(休日)体制に入り、予め収録されている特番バラエティばかりが流れている状態。一部に生放送もあるもののちゃんとしたものは大晦日特番くらいで、それ以外は年末年始の情景を伝えるためのもの。この時期、大半のテレビマン、報道局員はお休みで、ほとんどの番組が自動送出。どんな大事件があっても大した報道はされなくなる。すでに年末でも30分ニュースの半分はどうでもいい話題だが、特に年明けの元旦・2日は、5分程度のニュース枠では毎年代わり映えしない「正月のこんな行事がありました」だけで終わってしまうことが多い。
 これの問題点はこの時期に何が起ころうとテレビではあっさり、ざっくりとした情報しか流れてこない点にある。

 一方で新聞社は、大晦日まで紙面は通常編成で動いている。ただ、元日はほとんどが事前執筆された特別編成の記事や無意味な対談などで紙面構成され、その後休刊日も挟む。正月の新聞は紙媒体としては、番組表とチラシ以外ほぼほぼ生活に役に立たない状態だといっていいだろう。
 ただ、同じ新聞社でもネット配信部門では「どうでもいい対談でページを潰す」お茶濁しができるわけではない。せいぜい記事の書きためがあるくらいで、>最低限の時事は年末年始でも配信されるといえるだろう。見る側としては元旦以降は紙面よりネットで見たほうが、時事情報はつかみやすい。

 ネット専業のニュース業界も、基本的には予約投稿記事があるが、小規模なネットニュースでは時事ネタをつかむ必要が有るため年末年始に休みがないケースもままある。ポータルサイトの見出し担当者も記事選択が全自動とはいかないため、やはり24時間貼り付いて記事選択をしているのが実情。こちらのほうがテレビに比べても実働しており、最新の情報も入ってくる(テレビ情報も含めて)。

 意味のないバラエティばかりでまったく年末年始の報道が手薄になるテレビを見るなら、ネットで新聞社やオリジナルのネットニュースを見たほうがリアルを感じられるし情報量も多いかもしれない。特に今年年末はエボラ上陸疑惑や殺人事件、鶏インフルエンザ、エアアジア航空機不明など大きな話題が年末に噴出しているだけに、のんきな祭事ばかりがテレビから伝わってきてもしらけるばかりなのだ。

(文・編集部I)イラスト:Konstantinos Kokkinis /123RF




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