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社会・経済 2014.06.29(日)

日本では至宝が見納めかも? 台湾・故宮博物院「国立」抜け問題の余波


中国のほうを向いて「國立」はなかったことに!?

 台湾・台北市にある國立故宮博物院の展覧会「神品至宝」が、東京・上野の国立博物館で6月23日に開幕した。
 このイベントでは同館の目玉展示物である「翠玉白菜」が初来日(7月7日までの限定公開)と、台湾側から非常に厚遇を受けている。(九州では「肉形石」が公開予定)この2大展示品、國立故宮博物館での人気展示物だけに交渉はかなり難航し、かなりラストまで決まらなかったといわれる。

 しかし、その間にだいなしな事故が起こる。日本側で(中国に気を遣ったと思われる)「國立」の文字を抜いたポスター、ボードなどを掲示した結果、それに気付いた台湾側が激怒し強く抗議。一時は中止ムードもあったのはすでに報道されている通り。日本では急遽駅貼りやポスターをシールで修正することで開催にはこぎつけたが、CM差し替えなどは後手に回った。しかも訂正シールは台北の文字が一層小さくなって「國立」が目立つものとなっており、先方の心理的はかなり複雑だろう。最初から台湾との間には「國立」の名称を維持することが契約条項にも入っていたというから、そんなカンタンな契約すら守ることができない運営側のお粗末さがにじみ出ていた。

 なぜそこまで台湾は怒るのか。日本でも以前報道された台湾学生の「立法院占拠」でもわかるように不公平な「中台サービス貿易協定」で、中国からの経済侵略が行われることにとても敏感な状態だからだ。現・馬英九政権自体は親中政権で(台湾の経済再生のため)中国との関係改善を強く進めてきた人なので止むない一面もあるのだが、とはいっても台湾人民にとってアイデンティティとなっている「国」の否定については、国民の間に(独自の台湾ではなくいつか「中国」の一部になってしまうかもという)不信もあるために、非常にナーバスな問題なのだ。

開催するも「応援団長」総統夫人欠席で暗に不満表明

 今回のことで、いかに日本が中国に気を使っているかが露呈した。
 招聘者は(海外美術品の中国による差し押さえを受けないよう)法整備も行い、中国にお伺いもたて、台湾と10年近く交渉しておきながらこの体たらく。ちなみに「國立」表現を外したのは日本のマスコミ(主催各社)の判断といわれている(古い媒体資料にはちゃんと國立の名が入っている)。

 國立故宮博物院の馮院長は6月23日の記者会見で「(日本の国立博物館と)交渉をずっと続け、3日も眠ることができませんでした」と2度も涙した。日本ではポスターを訂正し「無事開催」という報道ばかりが見られるものの、当初、抗議時の対応次第ではと予告した通り馬英九総統の夫人は開幕式を欠席。開催自体は妥協したが、本当は不満なのだ。しかし都議会ヤジ問題でもそうだが、日本はなんでもうやむやに幕引きするのが早過ぎる。その一方で6月末の段階でも一部局の深夜イベント広報番組では國立を省略したビデオが流れているが、どうなのか?

 今後行われる九州国立博物館での同展巡回ではもう1つの代表的な展示物「肉形石」(通称・角煮)も期間限定で来日する予定となっているが、これから何らかの不備があった場合は、これが新たなる交渉カードとなる可能性も高い。現地マスコミによれば、「國立」削除事件が原因となり、今後(主要展示品の)海外への貸し出しはなくなるのではないかという観測もある。

 台湾に行く見込みのない人はこれで「見納め」になるかも。あえて白菜や角煮を見に会場に足を運んだほうがいいかもしれない。

(文・編集部I)





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