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モモヒキとみうら先輩と仁義の墓場:杉作J太狼XS「美しさ勉強講座」連載66

2018.01.19(金)

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杉作J太狼XS先生の「男の偏差値がぐんとアップする美しさ勉強講座」

66時限目・モモヒキとみうら先輩と仁義の墓場

 前回、家賃を払い忘れていた話を書きましたが、本来はモモヒキの話をするはずだったのです。というのも、覚えている人はほとんどいないと思いますが、前回のさらに前の回でモモヒキの話をしていたのが長くなって「次回につづく」になっていたんですね。

 なので今回、モモヒキの話の続きを書こうかと思ったんですが前々回に「つづく」と書いてからはやいものでもう一か月がすぎてますからな。この一か月のあいだにこのモモヒキの話は現在、四国は愛媛県、松山市の南海放送から毎週生放送でお送りしている俺のラジオ番組で二時間、ガッチリしゃべってしまったのであります。おそらく内容的には同じになるはずです。相手に応じて話の中味を変えることが上手なひともいるが俺はだいたいいつも同じです。

 二十年ぐらい前、みうらじゅん先輩に注意されたことがあります。

「あんたの書いた『仁義の墓場』の原稿」

 説明が必要かもしれない。『仁義の墓場』という東映の実録やくざ映画があるのだ。1975年頃の映画で主演は渡哲也。共演は梅宮辰夫、山城新伍、郷鍈治、室田日出男、そしてハナ肇に安藤昇。これで監督が深作欣二なのだからまさしく数え役満。公開当時俺は中学生でおそらくは金銭的な問題だったのではないか、この映画を見に行くことができなかった。まー早熟だったんだね。中学生の頃から俺は東映映画が大好きだった。当時、松山に東映の映画館があり、そこでは実録やくざ映画か空手映画か暴走族映画が上映されていた。ちょうどそんな時代だった。その頃の東映は漫画が原作だろうが女性が主役だろうが全作品、テーマは暴力とセックスだった。その映画館が繁華街のど真ん中にあったのだ。松山に限らない。全国どこでもそうだったはず。東京は銀座、渋谷、新宿、それぞれ最も地価の高そうな場所に東映の映画館はあり、そこで暴力とセックスの映画が朝から深夜まで上映されていたのである。『仁義の墓場』はそんな中でもひときわハードルの高い作品に見えた。俺が通っていた中学の校門の前にその映画の立て看板が置かれていた。そのポスターの中で大きく開いた女性の股間に渡哲也がライフルの銃口を突っ込んでいた。ちなみにその映画にそんなシーンはなかった。おそらくそのポスターを作る時点で映画の撮影が始まってなかったのだ。ショッキングなポスターで観客の度肝を抜く。当時の東映が得意とした宣伝戦略である。

 話をみうら先輩の説教に戻そう。

「あんたの書いた『仁義の墓場』の原稿、まったく同じ内容のを十回ぐらい読んだよ。好きなのわかるけどたまにはほかのも書こうよ」

 失礼しました。説教と書きましたがアドバイスでした。俺はそれ以来、『仁義の墓場』について記すときは気をつけるようにしています。

 ん? 俺はいま、なにを記そうとしていたのかな?

 そうでした。俺というのは同じ話を同じようにしか書けない人間だということを言いたかったのです。ですからモモヒキの話はもうここで記すことはしません。まったく新しい、別の話を書きたいと思います。が、もうずいぶん長くなりましたね。今回はこのあたりで失礼します。

(つづく)

<隔週金曜連載>

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【杉作J太狼XS:プロフィール】
すぎさく・じぇいたろうXS
漫画家。愛媛県松山市出身。自身が局長を務める男の墓場プロダクション発行のメルマガ、現代芸術マガジンは週2回更新中。著書に『応答せよ巨大ロボット、ジェノバ』『杉作J太郎が考えたこと』など。

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