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芸能・エンタメ

相撲界の未来に幸あれ!:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載184

2017.12.07(木)

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エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第184回 相撲界の未来に幸あれ!

「このところ、メディアを騒がせているニュース」といえば、なんといっても、2017年10月25日に発生した、横綱・日馬富士の、幕内・貴ノ岩に対する暴行事件。「ビール瓶で殴ったのかカラオケのリモコンで殴ったのか」といったことから、貴ノ岩が殴られた「真の」理由、「貴ノ岩の師匠である貴乃花親方がなぜ相撲協会と対立しているのか」といったことまで、さまざまな説が流れ、日馬富士が引退を表明した後も、事態は混迷している様子。

 とかなんとか言いつつ、実は昔から「相撲」というもの自体にあまり興味がないアタシ。子どもの頃、好きな男子に「相撲とろう」って言われたときだけは、「正々堂々と触れ合えるチャンスッ」とばかりに、喜んで話に乗ったものの(不純すぎる動機。てか、今の子は遊びで相撲とったりするのかしら……)、興味の相手から相撲に誘われても「面倒くせー」としか思わなかったし、大相撲も、親からは「面白いぞ」「観ろ」ってよく言われたんだけど、やっぱり「毎日何時間も観るの面倒くせー」としか思えなかったのよね。

 なので、今回の件に関しても、何も語る資格はないんだけど……。最初のうちはただ、「あー、また角界が騒がしくなってるな」とだけ思っていたアタシが、この件に少し関心を持ったのは、先日たまたまワイドショーで「おそらく入門直後、まだひょろひょろの日馬富士が、何度も負けている映像」を観たのがきっかけ。「あの状態から12年かけてせっかく横綱にまで上りつめたのに、暴行事件であっけなく引退って切ないな……」と思ったの。  この事件の根っこには「角界の八百長問題」が潜んでいるとも「引退はとかげのしっぽ切り」「自ら引退することで多額の退職金が支払われる」ともいわれているし、もちろん暴力がいけないというのもわかってるけど、本人にとってもファンにとっても、どうしても釈然としない気持ちは残っちまうわよね……。

 しかし、不倫報道にしても今回の件にしても、自分にはまったく関係ないのにバッシングする連中って、本当にどうかと思うわ。日馬富士引退後も、伊勢ヶ濱部屋に苦情の電話が相次いでいるっていうし。他人に「正しさ」ばかり求める生き方は、不満しか生まないし、結局自分自身を苦しめ続けるわよ! って、そういう事件をネタに原稿を書き、バッシングを批判してるアタシも同じ穴のムジナか。

 日本国籍を取得していないため、親方として残ることもできず、角界を去るという日馬富士。彼の、そして今回怪我を負ってしまった貴ノ岩の今後の人生も、どうか幸せでありますように……!

<水曜連載>

メイン写真:日馬富士(メイン写真:CC BY 3.0)※プライバシー配慮で背景加工「First day of 2009 May Sumo Tournament in Tokyo, Japan - Harumafuji」Photo:Arcimboldo / Eckhard Peche
要約・免責:https://creativecommons.org/licenses/by/3.0/deed.ja
(Wikipedia日馬富士公平より)

【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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https://mensbucchi.com/rensai-bn/20160629200300
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http://books.rakuten.co.jp/rb/13507222/

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