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芸能・エンタメ

座間9人遺体遺棄事件について:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載179

2017.11.02(木)

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エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第179回  座間9人遺体遺棄事件について

 ハリウッドスターのケヴィン・スペイシーが、30年ほど前、当時14歳だった少年にセクハラをしたことが明らかになったり、6月に車を電柱にぶつけたばかりのインパルス堤下が、再び交通事故を起こしたり、ちょこちょこといろいろなことがあった、この一週間。でも、座間の事件で、すべて吹っ飛んだ感があるわね。
 そしてアタシもここ数日、仕事の合間に、ついついこの事件について調べちまっているわ。だって、あまりにも一つひとつのパーツが特殊すぎるんですもの……。

 まず、事件発覚の経緯。近隣住民からの「異臭がする」という通報に、神奈川県警はまったく動かず、結局は、被害者の女性の兄が集めた情報と通報により警視庁が動いて、逮捕につながった、とのこと。おかげで、被害の拡大は阻止されたとはいえ、このお兄さん、きっと妹さんのことをすごく大事に思い、心配していたからこそ、ここまで必死に動いたんだろうな、と考えると、切ないわ……。

 また、事件が起こったアパートも特殊。第一報を聞いたとき、アタシが思ったのは「被害者のみなさんやご遺族はもちろん、アパートの大家さんもかわいそう」だったんだけど(以前、仕事で「不動産投資の大変さ」に関する本を書いたことがあるので、つい気になっちまうの)、このアパート、「ほかの部屋がすでに『心理的瑕疵あり』物件になっていた」「家賃は管理費込み2.2万円だった」「今年3月時点で、アパート全体が4,480万円で売りに出されていた」という情報も。続けざまにトラブルにみまわれ、しかもたった2か月前に引っ越してきた、トータル5万円程度しか家賃を払っていない住人のせいで、売ることも貸すことも難しい状況になるなんて、大家さん、あまりにもお気の毒……。

 そして、やはり気になるのが、容疑者のパーソナリティ。人間って、表面だけではわからないことが多いのはたしかだけど、「優しいいい人だった」とか「極悪スカウトマンだった」とか、あるいは「男性と添い寝をする副業をしていた」とか、容疑者の人物像に関する情報の振れ幅が激しすぎ。あと、たった2か月の間に、いきなり9人を殺したというのも謎。今年2月に(風俗店に女性を紹介したとして)逮捕されて自暴自棄になったのかしら。それとも、一人殺したら歯止めが効かなくなっちまったのかしら……。

 一方で「共犯者がいるのではないか」「組織的犯罪なのではないか」ともいわれている、今回の事件。一体何が真実なのか……。いずれ、全貌が明らかになりますように。

<水曜連載>※都合により今回は木曜公開

画像:売り出し物件として公開されているとされる写真(報道目的引用・隣戸はプライバシー保護のため加工)

【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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https://mensbucchi.com/rensai-bn/20160629200300
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おすすめ書籍:「同性パートナーシップ証明、はじまりました。渋谷区・世田谷区の成立物語と手続きの方法」エスムラルダ、KIRA著(ポット出版)
http://books.rakuten.co.jp/rb/13507222/

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