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芸能・エンタメ

水原希子炎上で思うこと:ドラァグクイーン・エスムラルダ連載173

2017.09.20(水)


エスムラルダの「勝手にワイドショー!」

連載第173回 水原希子炎上で思うこと

 9月7日、サントリービールが、アメリカ人の父親と韓国人の母親を持つモデル・女優の水原希子を起用した「ザ・プレミアム・モルツ」のキャンペーン動画を公式ツイッターに投稿。すると、「なぜ日本人を使わないのか」といった差別表現を含むコメントが殺到したり、それに対し「差別だ」「ヘイトだ」といった批判が起こったりして、大問題に。なお水原は15日、こうした流れを踏まえ、「一日も早く、この世の中の人種や性別などへの偏見がなくなってほしい」「全ての争いがなくなる事を心から祈っています」とツイート。

 そんな騒動の渦中にある希子だけど、実はアタシも彼女のこと、あまり好きじゃないの。だって希子、野村周平くんとつきあってるって噂があるでしょ……? ちくしょう! うらやましすぎるんだよ!(タダの嫉妬)

 それはともかく、今回の一件。アタシは、差別とかヘイトスピーチには、基本的には反対。人間である以上、どうしても好き嫌いって生じてしまうかもしれないけど、「男(女)だから××」とか「●●人だから××」といった具合に、「カテゴリー」だけに注目して人を判断するのって、乱暴だなァ、といつも思うのよ。だって人間、一人ひとり違うじゃない? どのカテゴリーにも、真面目な人もいれば奔放な人もいるし、素敵な人もいればろくでなしもいる。もちろん、カテゴリーごとに大まかな傾向はあるかもしれないし、ネタとしては面白い部分もあるけど、本気で「●●人だから××」とか言っちゃうのは、かなり危険だと思うのよね。

 ただ、「差別やバッシングを受けている人は、守るべきかわいそうな人」といった具合に安易に判断しちまうのも、同じように危険。世の中には「被害者」の立場をとることで、状況を有利に進めようとする人や、その件では「被害者」でも、よそでは結構悪いことをしている……という人が山ほどいるじゃない? 何か感情が揺さぶられるような出来事が起こったとき、即座に怒ったり同情したりするのではなく、まずは周辺情報を調べてみたり、ほかの角度からその出来事を見つめたりする。誰かの発言があっという間に拡散してしまうSNS時代には、本来、それぐらいの慎重さが必要なんじゃないかしら。

今回の件にしても、アタシ的には、差別的コメントを書いた方もそれを批判する方も過剰反応な気がして、ちょっとモヤモヤっとするのよね。それに、なんだかんだいって、希子の株が上がった気もするし、9月に公開される映画「奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール」の宣伝に、一役買ってる気もするし。ハッ。もしかして……(うそ。希子、邪推してごめん)。

<水曜連載>

おすすめ写真集:KIKO 水原希子フォトブック(講談社)
http://books.rakuten.co.jp/rb/6849445/

【エスムラルダ:プロフィール】

えすむらるだ…1972年生まれ。94年よりドラァグクイーンとしての活動を開始し、各種イベント、メディア等に出演。2002年、東京都の『ヘブンアーティスト』ライセンスを取得。脚本家・ライターとしても活躍している。著書に「同性パートナーシップ証明、はじまりました。」(ポット出版、共著)
twitter:@esmralda001

エスムラルダ

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http://books.rakuten.co.jp/rb/13507222/

 


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