エンタメ・サブカル・生活情報のニュースサイト

ブッチNEWS

【お知らせ】Chrome/Firefoxに記事更新をお送りするPushサービス、新サービスへの登録は下のボタンから(無料)


PC画面切替はこちら



芸能・エンタメ

強い女性は美しい!? 面白くてコワ~い映画『エル ELLE』

2017.08.27(日)

【PR】ロマン優光のコア新書・楽天ブックス予約受付開始

Amazonも予約開始!





ハリウッド女優が出演拒否! ヴァーホーベンの新作はココがスゴい!

ポール・ヴァーホーベン監督といえば『ロボコップ』でヒーローもののふりをしながら管理社会の闇を描いてみたり、『スターシップ・トゥルーパーズ』で戦意高揚アゲアゲの若者たちを描きながら戦争の虚しさを伝えたり、一筋縄でいかない作風で有名。その一方でヒット作を器用に生み出す技量もあったりして、まさに鬼才としか言いようがないベテラン監督です。そのヴァーホーベンの最新作がイザベル・ユペールを主役とした『エル ELLE』です。

この作品、実は企画段階でハリウッドの様々な女優さんに主演が打診されたそうなのですが、あまりにインモラルな内容に、ことごとく出演を断られたというセンセーショナルな映画なんです。一方で、原作を読んだフランスの名女優・イザベル・ユペールが「もし映画化するなら主人公を演じたい」と熱望。その願いが監督のもとに届き、全編フランスで撮影されたのが本作です。

冒頭、誰かが激しく争う音声でスタートするこの作品。カメラが室内を映すと、乱暴されたであろう女性と、覆面の男が目に入ります。男が立ち去ると、女性は起き上がり、物憂げに暴行のあとを掃除し始めます。何もなかったかのように淡々と……。彼女の名はミシェル。60代の裕福な女性です。なぜか暴行されたことを警察に訴えず、自分で犯人を見つけようとするのです。そして、そんな彼女をあざ笑うかのように、不審なメールが届いたり、イヤがらせの動画が送り付けられたりするのですが……。

中盤、意外な展開に、あっと驚きの声があがってしいます。ミシェルの道徳を越えた行動に、確かにギョッとする人もいるかも。アメリカの女優たちが恐れをなしたのもわかりますね。でも、イザベル・ユペールは淡々と、そんな姿を演じ切ります。今年64歳だそうですが、本当に美しいですよ。ユペールの演技だけでも一見の価値アリ!

ミシェルの周囲の男性は、母親の恋人(孫くらいの年齢のヒモ男!)はじめ、不倫男やら甲斐性なしやら、ロクでなしばかり。その中で、ミシェルの美しさと強さが際立ちます。この作品、ヴァーホーベンによる女性賛歌ではないでしょうか。痛烈なユーモアに彩られた本作、ある意味トンでもない女性を描いているのですが、鑑賞後はなぜかすがすがしい気持ちがする、ユニークな作品でした。

(文/吉田直子)

2017年8月25日(金)より公開中、TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー
公式サイト http://gaga.ne.jp/elle/

© 2015 SBS PRODUCTIONS – SBS FILMS– TWENTY TWENTY VISION FILMPRODUKTION – FRANCE 2 CINÉMA – ENTRE CHIEN ET LOUP

(((SNS共有でほかの人にも伝えよう)))  
スポンサーリンク

Powered by Vivvo CMS v4.6