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芸能・エンタメ

27時間テレビラストで「たんぽぽ」白鳥が暴れたのはなぜか?

2015.07.27(月)


白鳥のあの状態は、本人のせいではないかもしれない

 フジテレビの「27時間テレビ」番組中(26日午前6時過ぎ)にバンジージャンプのギネス記録に挑戦していたお笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子が脳震盪(のうしんとう)を起こしドクターストップがかかったのはスポーツ紙などで既報だが、無念なのか26日夜、番組のエンディングに再バンジーを懇願、「たんぽぽ以外は全部うまくいきましたよね」(矢部)と止められて番組終了という後味のなんとも悪い展開となった。しかしここで飛んだら飛んだで局は安全管理をさらに責められることとなるため、飛ばさないのが正解なのだが、(台本演出の可能性もあるにせよ)このようなハプニングでスタッフが抑えず放送事故寸前の状況をあえて作りそのまま流すフジの感覚には、非常に問題があるのではないだろうか。
 本編においての10回のジャンプでドクターストップ自体は正しい判断だが、そもそも企画の安全確認をちゃんとしていたのかが非常に怪しい。ギネス芸人の彼がいることと、相方の川村が裏番組となる「イッテQ」で体を張っていることからの提案だというが、そもそも体力的に、一般的な芸人である白鳥が、世界一の記録と張るという企画自体に無理がある。

 番組終了後、ネットでは(白鳥の「再バンジー」懇願行動で)エンディングが台無しという批判の嵐だが、しかし、あのエンディングでの白鳥の荒れようを責めるのは酷かもしれない。これはウラは取れないため事実かどうかはわからないが、番組終了後も現地にいた人のツイートによれば、番組終了後もまだ白鳥はごねていたとか。ということは(番外編収録をしていた可能性も否めないが)本気で一時的に錯乱していた可能性もある。脳震盪の症状は(まれだという説もあるが)記憶が失われることが起こるため、問題が生じた時のことを思い出せなくなる症状も起こりえるのだそう。さらに、思考障害、イライラなども後症状で起こることがあり、常識的に受け入れられない懇願をしたり、エンディングの司会への「冷たいな!!」(白鳥)という理不尽な怒り方を見る限りでは、脳震盪後症候群などの可能性もあったかもしれないのだ。判断は医師にしかできないため推測となるが、フジテレビは検査などアフターサポートをすることが重要だ。
 まったく関係はない内輪の話だが参考までにいうと、記者の知人にも、温厚な性格から、交通事故にあった直後怒りやすい人に性格が変異した例もあるので、脳内の症状は軽く見てはいけない。その後の生放送などの仕事がちゃんとこなせていればいいが、あの時の白鳥の状態が後遺障害にならない、通過的な症状であることを望みたい。
 いくらバラエティのお約束を無視したエンディングといえど、責めるべきは白鳥ではない。

(文・編集部I)

(参考:六訂版家庭医学大全科,メルクマニュアル医学百科)

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